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調剤薬局の事務パートはきつい?仕事内容や調剤薬局で働くメリットを解説

記事公開日: 2024.09.24           最終更新日: 2024.09.24

調剤薬局の事務パートは仕事がきついと耳にして、働くかどうか迷っている人もいるでしょう。調剤薬局の事務パートの仕事内容には、受付や会計、医薬品の在庫管理や薬剤師の補助など幅広い業務が含まれます。

この記事では、調剤薬局で事務パートがきついといわれる原因や、メリット、デメリットについて解説します。調剤薬局の事務パートが向いている人についても解説するため、参考にしてください。

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シフトワークス編集部

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1 調剤薬局とは


調剤薬局は、街中のドラッグストアとは異なる性質をもつ薬局です。ここでは、調剤薬局の概要について解説します。


1-1. 調剤薬局の定義


調剤薬局は、患者から持ち込まれる医師の処方箋に従って医薬品を調剤し、患者の体調を確認しながら販売などを行う事業所です。調剤薬局には薬剤師が常駐しており、患者からの薬に関する問い合わせにも対応します。また、医師の処方に基づいた調剤ができる点も、調剤薬局の特徴です。

1-2. 調剤薬局の形態


調剤薬局には、主に次のような形態があります。


  • 病院やクリニックの付近にある門前薬局
  • 門内薬局
  • 商店街・住宅地などにある調剤薬局
  • 内科、産婦人科など、診療科の異なる複数のクリニックが集まった医療モールにある調剤薬局

多くの調剤薬局は病院の近く、または生活に即した便利な場所に位置しています。

2 調剤薬局の事務パートの仕事内容


調剤薬局の事務パートは薬剤師ではないため、仕事内容に疑問をもつ人もいるでしょう。調剤薬局の事務パートは、次のような仕事をしています。


2-1. 受付、電話対応


受付では、調剤薬局に処方箋を持ち込む患者への対応を行います。保険証の情報や、処方箋の有効期限を確認しますが、初めて調剤を行う患者の場合など、ときには問診票を患者に書いてもらうことも必要です。処方箋に書かれた薬があるかどうか、待ち時間はどれくらいかなど、電話での問い合わせにも対応します。

2-2. 処方箋の情報入力


レセプト(調剤報酬明細書)を作成するため、コンピューターに処方箋の情報を入力するのも、事務パートの仕事です。現在は電子処方箋システムが登場しているため、システムを連携することによって情報入力の作業が容易になる薬局も、今後ますます増えるでしょう。

2-3 調剤報酬の請求


調剤の完了にともない、患者ごとの保険者負担分の請求を行います。請求はレセプトに基づいて行われますが、レセプトを作成するためには保険や調剤報酬など、専門知識が必要です。資格が必要な職ではありませんが、調剤報酬請求事務の検定試験も実施されています。

2-4 会計


会計業務は、薬代を患者に請求し、支払いを済ませてもらう仕事です。患者から代金を受け取り、必要があれば釣銭を渡すレジ業務となります。釣銭が自動で出てくるレジ機械を導入している薬局も多く、会計業務の負担は軽減されつつあるのが現状です。

2-5 医薬品の発注、在庫管理


医薬品の在庫をみたり、薬剤師からの指示に従ったりして、消費した医薬品を発注する業務です。届いたものが発注とあっているかも確認します。調剤薬局の事務職は、この流れで商品棚卸しなども担当するため、商品の場所や大体の量を把握しておくスキルが必要です。

2-6 薬剤師の業務サポート


調剤薬局の事務では、薬剤師の業務をサポートする場合もあります。この場合、薬剤師の指導のもとで薬の調剤の補助などをすることが、事務の仕事です。包装に入った状態の薬剤を取りそろえる行為や、医薬品を調剤室内の棚や引き出し、冷蔵庫などに納める行為などは、薬剤師の資格がなくても対応できます。

資格職の分を超えないよう、許可された範囲での業務を任せてくれる薬局も多いでしょう。

3 調剤薬局の事務パートに従事するメリット


調剤薬局の事務パートに従事することで得られるメリットは、以下のとおりです。


3-1. 無資格や未経験でもできる


調剤薬局で働く人のなかでも、事務職は資格が不要なため、未経験者を募集しているケースもあります。調剤薬局事務の資格は、仕事につきながら取得を目指すことも可能です。調剤薬局事務の資格を取得するメリットとしては、仕事がスムーズに進められること、仕事が見つけやすくなることなどが挙げられます。

3-2. ライフスタイルに合わせやすい


調剤薬局事務は、正社員以外に、パートや派遣など、さまざまな勤務形態があります。フルタイムや数時間のパートなど、ライフスタイルに合わせやすいことが特徴です。また、調剤薬局は全国にあるため、家族の転勤や引っ越しにも対応しやすいでしょう。

3-3. 薬の知識が身につく


調剤薬局の事務パートで身につく薬の知識は、生活にも役立ちます。薬剤師が患者に薬の説明をしている場面に事務が立ち会うことも多く、何の薬にどのような効能があるのか、といった知識を少しずつ蓄えることができるでしょう。身近な人が薬でわからないことがあるときや、市販薬を購入するときなどに、知識が役立つかもしれません。

4 調剤薬局の事務パートに従事するデメリット


調剤薬局の事務パートに従事するデメリットには、以下が挙げられます。


4-1. 連休が取りづらい


調剤薬局は土日・祝日が休みとは限らないため、連休が取りづらい可能性があります。病院やクリニックの近くにある門前薬局の場合、近隣の医療機関の診療日に合わせて営業することがほとんどです。一般的に病院やクリニックは、日曜祝日と平日1日を休診日としているところが多く、土日という枠組みで休みが取れる保証はありません。

4-2. 専門的な知識が求められる


調剤薬局の事務パートは、患者とのやり取りやレセプト作成など、専門知識が必要な業務もたくさんあります。一般的に覚えることが多いだけでなく、調剤薬局独自のルールに対応しなければならない場合もあるでしょう。ただし、専門的な知識は自分の役に立つことも多いため、人によってはメリットにもなり得ます。

5 調剤薬局の事務パートがきついといわれる原因


調剤薬局の事務パートを経験し、「きつい」と評価する人も実際にいます。ここでは、調剤薬局の事務パートがきついといわれる理由を解説します。


5-1. 精神的な負担が大きい


調剤薬局に訪れる人は、体調を崩しているケースがほとんどです。そのため、1人1人に適した細やかな対応が求められます。心身に配慮した対応は気を使うことも多いでしょう。また、場合によっては患者からのクレームにも対応しなければなりません。本来の業務以外に発生する理不尽なクレームが、負担になることもあります。

5-2. 肉体的な負担も大きい


調剤薬局の事務は、忙しい時間帯には立ちっぱなしで働くこともよくあります。品出しをしたり、発注した医薬品を運んだりと、体力が必要になる仕事です。事務とはいえ、肉体的な負担は大きいため、座ってできる事務の仕事をイメージして勤務した人には、「きつい」と感じられることもあるでしょう。

5-3. 人間関係がストレスになる場合もある


よほど大きな薬局でない限り、調剤薬局の事務パートでは、毎日同じ場所、同じ人と仕事をこなすことになります。空間もさほど広いわけではないため、万一、人間関係でトラブルがあった場合、それがストレスになってしまうケースもあるでしょう。

調剤薬局の事務は専門性が高く、経験があれば転職にも有利です。万が一のときは、別の調剤薬局に勤務することを検討してもよいかもしれません。

6 調剤薬局の事務パートに向いている人


調剤薬局の事務パートには、以下のようなタイプの人が向いているといえます。


6-1. コミュニケーション能力がある


調剤薬局の事務パートをするなら、コミュニケーション能力があったほうがよいでしょう。調剤薬局の事務は、受付や会計で患者と接する機会が多い仕事です。接客業のスキルも求められます。さらに、患者に寄り添った声かけや対応ができるといった点で、コミュニケーション能力が必要です。

6-2. パソコンの基本知識がある


調剤薬局では、接客以外に基本的なパソコン入力業務も事務が担うため、一定のパソコンスキルがあると、仕事をスムーズに進められるでしょう。パソコンスキルといっても、専門性の高い知識は特別必要ありません。WordやExcelで文字や数の入力ができれば、問題ないことがほとんどです。

7 調剤薬局の事務における平均年収と平均時給


調剤薬局の事務の年収は、資格の有無や雇用形態のほか、勤務する薬局によっても異なります。平均的には、フルタイムで月給15万円~18万円が目安です。年収だと250~300万円ほどが多いでしょう。パートの場合、平均時給は900円~1,200円程度です。地域によっても異なるため、求人情報で実際の時給を見てみることをおすすめします。

8 調剤薬局の事務パートにおける将来性


超高齢化社会を迎え、病院で受診して処方箋をもらう人も増えています。一方、病院における院内処方は医薬分業の推進によって減少しつつあることが実情です。したがって、調剤薬局事務の仕事は、今後さらにニーズが増えると考えられるでしょう。

9 調剤薬局の事務パートにおける1日の流れ


ここでは、調剤薬局の事務パートにおける1日の流れをご紹介します。調剤薬局での勤務は、薬局や業務形態によって異なりますが、大体8:30〜19:00くらいの間になることが多いでしょう。大まかな流れは、以下のとおりです。


  • 8:30:出勤
  • 9:00:業務開始
  • 12:00:昼休憩
  • 14:00~15:00:午後業務開始
  • 18:00~19:00:業務終了

午前の受付や薬の引き渡し業務が長引くことも考慮して、昼休みは長めに設定されているケースが多くみられます。そのため、12時に昼休憩に入れないことも多いですが、状況は日によって異なるでしょう。

10 調剤薬局の事務パートにおすすめの資格


調剤薬局の事務パートは、資格がなくても働ける仕事ですが、資格を取得することでほかの応募者との差別化を図れるため、検討してみましょう。

調剤薬局の事務パートにおすすめの資格は、以下のとおりです。


  • 調剤事務管理士(R)
  • 医療保険調剤報酬事務士
  • 調剤事務実務士(R)
  • 調剤報酬請求事務専門士

いずれも調剤薬局の事務スキルを証明する資格ですが、とりわけ調剤事務管理士は調剤薬局の事務を総合的に網羅し、自宅からも受験できる試験で人気です。医療保険調剤報酬事務士のように、通信教育を受けて資格が得られるものもあるため、自分に合ったものを検討しましょう。

11 まとめ


調剤薬局事務のパートは、調剤薬局の運営に欠かせない事務方の仕事です。事務といっても体力を使う業務も含まれるため、屋内の快適な環境で体を動かしながら働くことができるでしょう。

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