コンビニアルバイト特集

コンビニバイトを辞めたくなったら確認したいこと



1-1. コンビニバイトを辞めたいと思う理由

学業とアルバイトの両立がキツい、思ったより稼げない、就活の準備が忙しいなどコンビニバイトを辞めたい理由はさまざまです。
アルバイトを辞める場合は、退職願や退職届は不要ですが、辞める際はきちんとオーナーや店長に伝えましょう。辞めたい意思を伝えるタイミングや理由を考えるのが大変…と思ったら、以下のことを確認して円滑に辞められるようにしておきましょう。

1-2. 辞める前にもう一度考える

なぜ辞めたいのかを再度考えてみましょう。
以下の理由で辞めたいと考える人も多いです。辞める前に「なぜ辞めたいのか?」を明確にして、後悔のない決断をしましょう。


  • もっとお金を稼ぎたい
  • 将来の為を思うとこのままでは不安
  • 職場の人間関係がつらい
  • 家庭の事情がある
  • 自宅から遠くて自宅から通うのが大変

具体的に問題点を書き出し、解決可能かどうか可視化する方法もおすすめです。
職場の人間関係というのは、人とかかわる仕事である以上避けられません。苦手な同僚が先に辞めることもありますし、別の店舗に異動できる可能性を探るのも良いでしょう。新しい仕事が見つかるまでの収入や生活費についても考えることが重要です。また、転職先を確保して辞めることができれば安心です。

1-3. 研修中に辞めることも可能?

コンビニバイトでも研修中に「自分にこの仕事は合ってないかも…」と不安になることもあるでしょう。新人の間はできないことが多く、自尊心を傷つけられてばかりの毎日で落ち込むこともあるかもしれません。ですが、コンビニバイトは1か月もすればだいたいの仕事は覚えることができます。慣れてくると楽にこなせる仕事が多いですが、どうしても続けられない場合は、店長やオーナーに相談して退職の意向を伝えましょう。

1-4. 退職を店長やオーナーに伝える

退職を考えている場合は、まず店長やオーナーに直接伝えるのが最善です。先に同僚や仲の良いスタッフに話すと、すぐに広まってしまう可能性があります。人づてに退職の意向が伝わると、良い印象を与えません。また、退職の意向を伝える際は、直接口頭で伝えましょう。忙しくない時間帯を狙って10分程度の時間を取ってもらうと良いでしょう。

1-5. 最低でも1か月前に退職することを伝える

退職の意思が固まったら、少なくとも1か月前に店長やオーナーに伝えましょう。シフト作成後に伝えると、シフトを一から組み直さなければならず、人員の確保が難しくなり、店舗に迷惑をかけることになります。店舗側も早めに求人募集を出すことができるので、可能であれば1か月以上前に退職の意向を伝えると良いでしょう。

2 辞める理由を聞かれたら?

退職したい理由がネガティブなものだと正直には言いづらいでしょう。無用なトラブルを避けるためにも、適切な理由を説明できるようにしましょう。
納得してもらえる理由を以下にご紹介します。


2-1. 角が立たない辞める理由を説明

人間関係がキツイとか、仕事がつまらないなどと正直に伝える必要はありません。過剰な嘘をつく必要はありませんが、端的に理由を説明し、円満に退職できるように努めましょう。

2-2. 仕事が合わない

<言い方例>
例1:「接客やサービス業を学びたくてバイトを続けてきましたが、自分には合わないため申し訳ございませんが、辞めさせていただきます」
例2:「キャリアアップのために新しい分野に挑戦したいので、辞めさせていただきます」

これらの理由のように、店舗や環境が合わないのではなく、仕事内容が自分に合わないと伝えることで、円満に退職することができます。

2-3. もっと稼ぎたい

<言い方例>
例1:「生活を充実させるためにもっと稼ぎたいので辞めさせてください」
例2:「将来の目標として〇〇を実現したいので、そのためにもう少し収入を増やす必要があります。もっと稼げる職場でステップアップしたいので〇月末で辞めさせていただければと思います」

自身のスキルアップと収入増加を結びつけるような理由を説明できると良いでしょう。これまでのサポートに感謝し、誠実に伝えることで、理解してもらいやすくなります。

2-4. 引っ越し・家庭の事情

<言い方例>
例1:「家庭の事情で引っ越しすることになったので、通勤が難しくなりました。ご迷惑をおかけしますが、〇月末で辞めさせていただければと思います」
例2:「家族の事情でアルバイトを続けるのが難しくなりました。介護が必要になり(病院の付き添いが必要なため)働くのが難しいです」

など、自分の状況にあったものを選び誠実に伝えましょう。

3 辞める当日の確認事項

パートやアルバイトの場合、基本的に退職願や退職届の提出は不要です。また、お菓子などの贈り物も必要ありません。もし渡したい場合は、個包装で日持ちのするお菓子などが適しています。「お世話になりました」などと一言メッセージがあると好印象です。


3-1. 業務の引継ぎ

引継ぎや報告事項は早めに伝えることが大切です。例えば、


  • 〇〇の在庫が不足している、日付が異なる
  • 〇〇の場所が変更になった
  • レジの消耗品が不足している
  • キャンペーンの販促品の情報

など、後から不足が出たり、確認できないことがあると店舗側に迷惑がかかってしまいます。“立つ鳥跡を濁さず”を意識して、最後まで丁寧な仕事をすることが重要です。

3-2. 制服や貸与品を返却する

店舗から貸与された制服や備品はきちんと返却しましょう。小さなペンなどの備品でも、返却しないままにしておくと「業務上横領罪」になる場合があります。自宅にある場合は、郵送するか、直接店舗に持参して返却しましょう。また、私物は残さず持ち帰りましょう。

3-3. タイムカードの確認

退職当日も、労働時間が終了したら忘れずにタイムカードを打刻しましょう。

4 まとめ

同僚や先輩スタッフなど、仲が良くても店長やオーナーより先に辞めることを伝えるのは、おすすめできません。人づてに聞くとあまり良い気分はしないからです。アルバイトを辞めることになったら、店長やオーナーなどお店で一番偉い人に先に伝えるようにしましょう。1か月前に伝えることを目途にしても良いですが、シフトの作成や採用などのスケジュールもあるので、早いほど良いでしょう。
退職当日は、お店の備品や貸与品などをしっかり返却し、自身の持ち物はきちんと持ち帰りましょう。タイムカードをしっかり押して、お世話になったことに対して感謝の気持ちを伝えることが大切です。

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