バイトの始め方は?職場の探し方から応募、面接、採用後までのポイントを解説
- 初めてのバイトを検討している人のなかには、そもそも始め方が分からない人もいるのではないでしょうか。スムーズにバイトを始めるには、バイトの探し方や応募方法を把握しておくことと安心です。この記事では、バイトの始め方の具体的な手順や注意点などを解説します。ぜひ参考にしてください。
- バイトの始め方には手順があるため、バイトを始めたいと思ったら最初に手順を知ることが大切です。おおまかな手順をまとめると、まず求人に関する情報収集を行い、候補を絞り込んで応募します。そして、書類選考を通過したら面接を受けることが可能です。面接の結果、採用されれば実際にバイトを始められます。
- バイトはどのように探せばよいのでしょうか。ここでは、情報集めや候補のバイトを絞り込む方法について解説します。
- 情報集めの方法
バイト情報を収集する方法は、非常にさまざまです。たとえば、フリーペーパーなら、無料でバイトの求人について情報を得られます。ただし、有料の求人情報誌だけに掲載されている情報もあるため、状況に応じて活用しましょう。
さらに、求人サイトなら、地域や仕事内容などのキーワードで検索すると、効率的にバイトの情報を得ることが可能です。また、学校の掲示板や学生課では、学生向けのバイトの情報が扱われているケースもあります。なお、働きたい企業や店舗の目星がついている場合、店先の掲示、SNS、Webサイトなどで、求人の情報が出ていないか確認しましょう。
- 候補のバイトを絞る
複数のバイト候補をピックアップしたら、希望の条件と照らし合わせてバイト候補を絞り込みます。希望条件の例をあげると、仕事内容、時給や各種手当、勤務地、時間帯などです。ただし、比較する条件は多くなりすぎないように注意しましょう。理想の働き方を整理し、優先順位を決めておくことが大切です。
- バイトの応募方法は、企業や店舗によって異なります。ここでは、主なバイトの応募方法について解説します。
- Webで応募
Webで応募する場合、求人サイトの応募フォームを利用します。気になる求人にエントリーをすると、翌日以降2~3日以内に返信がくるケースが多いです。登録した内容をもとに簡単な審査が行われ、通過すると面接の案内がきます。バイト先から案内が来たら、指示に従って面接を受けましょう。
- 電話で応募
電話で応募する場合、応募を受け付けている電話番号を確認し、受付時間内に連絡します。受付時間が記載されていないなら、営業時間内にかければ問題ありません。ただし、たとえば飲食店の場合、お昼時などお店が忙しい時間帯は避けるべきです。スマートフォン、メモ帳、スケジュール帳など、必要なものをすべて手元にそろえたうえで、電話をしましょう。
バイトの応募先への電話のかけ方についての記事はこちら
- バイトの面接を受ける際は、事前の準備が必要です。ここでは、具体的にどのような準備が必要か解説します。
- 履歴書を作成する
履歴書の作成は慣れていないと難しいため、余裕をもって早めに用意しましょう。記載できたら家族や友人に見せて、ミスがないかチェックしてもらうのもおすすめです。履歴書の用紙は、100円ショップやコンビニエンスストアでも購入できます。履歴書を作成できるアプリや、Excelのテンプレートがあるサイトなどもあるため、必要に応じて利用してください。
バイトの履歴書についての記事はこちら
- 志望動機を考える
志望動機は履歴書だけでなく、面接でもほぼ必ず質問されます。そのため、事前によく考えておきましょう。たとえば、バイトに応募しようと思ったきっかけを記入し、意欲をアピールするのもよい方法です。なお、時給の高さや自宅からの近さなど、条件のよさが理由で選んだ場合も、バイトなら志望動機として伝えても問題ありません。
バイトの志望動機についての記事はこちら
- バイトの面接を受ける際は、気をつけたいことがいくつかあります。ここでは、具体的な注意点を解説します。
- 職種に合わせた服装・髪型にする
面接では、第一印象が重要です。そのため、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。また、応募先の企業や店舗の雰囲気に適した服装や髪型にすることも重要です。たとえば、アパレルや美容系のバイトなら、当日のコーディネイトをチェックされる可能性があるため、応募先のイメージに合わせた身だしなみにしてください。
バイトの面接の服装についての記事はこちら
- 遅刻しないように注意する
基本的に、バイトの面接に遅れることは厳禁です。電車やバスは遅延する可能性があるため、時間に余裕をもって利用しましょう。やむを得ない理由で遅刻する場合は、遅刻すると分かった時点で連絡を入れる必要があります。ただし、早く到着しすぎても迷惑になる恐れがあるため、注意が必要です。
- 明るくハキハキと挨拶・受け答えをする
前述のとおり、面接では第一印象が重要であるため、明るく聞き取りやすい声で受け答えしましょう。話す内容だけでなく、態度も評価の対象になります。面接で挨拶する際は、担当者の目を見ることが大切です。また、面接が終わったら椅子から立ち上がり、面接をしてもらったことに対してお礼を伝えてください。
- 熱意をアピールする
面接では、応募先に対する熱意をアピールする必要があります。明確な志望動機を伝えられると、仕事に対して熱意があると受け取ってもらえる可能性も高くなります。熱意を示せば自然と好印象になるため、バイトの採用につながる確率もアップするでしょう。積極的な姿勢を見せることが大切です。
- シフトの希望は明確に伝える
出勤できる頻度について質問されたら、求人票の記載に合わせて答えると、印象がよくなります。シフトの希望が、応募先の想定と大幅に異なる場合、採用されにくくなります。ただし、シフトの希望を正直に伝えなければ、採用後にトラブルになる恐れがあるため、面接の時点で正確に伝えましょう。
- バイトの採用結果の連絡がきたら、どのように対応すればよいのでしょうか。ここでは、採用の可否に応じて必要な行動について解説します。
- 【採用だった場合】初出勤時は第一印象を大切にする
採用された場合、出勤初日には制服貸与や職場の説明などの準備を、担当者が行っています。説明された内容について、メモをとれるようにしておくと安心です。また、自己紹介を求められる可能性があるため、あらかじめ簡単な内容を考えておくと、当日スムーズに話せるでしょう。
- 【不採用だった場合】前向きに次のバイト先を探す
応募先の条件や雰囲気が合わなかったために不採用となるケースは、決して少なくありません。バイトを募集している企業や店舗は多く存在しており、自分に合う職場が他にあると考えられます。たとえ不採用になったとしても、気持ちを切り替え、前向きに次の応募先を探しましょう。
- 自分に合うバイトを見つけるには、意識したいことがあります。ここでは、自分に合ったバイトを見つけるポイントを解説します。
- やりたい仕事・やりたくない仕事を明確にする
まずは、自分がやりたい仕事とやりたくない仕事を洗い出しましょう。深く悩む必要はなく、直感で構いません。バイトを探す前に自分の希望をなるべく明確にしておくと、働き始めてから後悔する可能性を下げられます。
たとえば、同僚と協力して働きたい人もいれば、1人で黙々と作業したい人もいるでしょう。実際に自分が働く姿をイメージし、どのような仕事をしたいか考えてみてください。
- 条件に優先順位をつける
バイトの希望条件が複数あるなら、優先順位をつけましょう。優先順位が決まっていると、バイトを比較する際に自分の希望を叶えられる仕事を判断しやすくなります。希望条件をすべて満たすバイトはなかなか見つからないため、特に重視したい条件を意識することが大切です。なお、仮に希望と条件が異なるバイトでも、働いてみると意外と気に入る可能性があります。
- ライフスタイルに合わせて選ぶ
自分のライフスタイルに合うバイトなら、無理せず続けやすいでしょう。たとえば、学生の場合、朝から昼間までは授業があるため、夕方以降や土日祝のシフトが合っています。バイト先の立地は、通学途中にあると通勤が楽です。特に初めてのバイトであれば、生活リズムを変えずに働けるバイトを選ぶと、より働きやすくなります。
- 現場の雰囲気を確認する
バイトを探すなかで気になる求人があれば、職場となる現場に足を運んで、雰囲気を確認しましょう。事前に様子を見ておけば、イメージと現実のズレを埋められます。また、通勤時間や経路の確認にもなるため、無理なく通えるかどうかも判断可能です。なお、一度訪問していると、面接の際もスムーズに現場へ辿り着けるでしょう。
- バイトの始め方には手順があり、順番に対応していく必要があります。採用されるにはさまざまな準備が必要になるため、それぞれ丁寧な対応を意識しましょう。ただし、バイトに応募しても、必ず採用されるとは限りません。条件の優先順位を決めつつ、複数の応募先の候補を比較して検討しましょう。
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