バイト履歴書の書き方とは|学歴や志望動機、自己PRなどの記入方法を完全解説

  • アルバイトを始める際に必要となるのが履歴書です。一般的には求人に応募する際に履歴書を提出することになりますが、いざ書き始めようとしても何を書けばよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

    この記事では、アルバイトの履歴書を書く際のルールや注意点などを解説します。応募先によい印象を与えるための参考にしてください。

履歴書の役割とは

  • 履歴書とは、「自分を採用することでどのようなメリットを企業のもたらすのか」を伝えるための書類です。履歴書は「企業へのラブレター」ともいわれています。「この人に会ってみたい!」と担当者に思わせることが大切で、面接へ進むための重要な書類でもあります。

    また、履歴書の役割としては「身元証明」という面も大きくあります。企業が従業員として雇用する際には、労働者名簿の作成が必要だと労働基準法により定められています。そのため、応募者の情報を確認するという意味でも、履歴書の提出が求められるケースがほとんどです。

アルバイトの履歴書を作成する前に心がけておくべき注意点

  • アルバイトの履歴書を作成する際には、いくつかのポイントがあります。履歴書のマナーを守っていなかったことが理由で落選するケースも少なからずあるため、以下の4点には特に注意しましょう。
  • 1. 消えるボールペン(フリクション)は使わない
    履歴書を書く際は、フリクションなどの消えるポールペンの使用は控えましょう。また、シャーペンや鉛筆などの消しゴムで消せるものもNGです。必ず、消えない黒のボールペンを使用するようにしてください。
  • 2. 事実と異なることは記入しない
    当たり前のことですが、虚偽の内容を記載してはいけません。たとえば、事実とは異なる学歴や職歴を記載するといったことです。学歴や職歴詐称があった場合、罪に問われる場合もあるため、必ず事実だけを記載するようにしましょう。
  • 3.空欄を作らない
    原則として、履歴書に空欄があってはいけません。該当する資格や経験など記載できる内容がない項目であっても、「なし」と記載することがマナーです。空欄を作らず、すべて埋めるようにしましょう。
  • 4. 手書きした履歴書をコピーして使いまわさない
    履歴書を何度も書くのが面倒などの理由から、コピーして使いまわそうと考える人もいるかもしれません。しかし、コピーして使いまわすのはマナーとしてNGです。使いまわすことで「手抜きをしている」という印象を与えてしまうので注意しましょう。

アルバイトの履歴書を作成する9つの手順

  • 履歴書を作成する際には、上記の注意点を理解したうえで作成しましょう。ここでは、履歴書作成の手順について解説します。
  • 1. 日付
    履歴書の日付は、面接の際に履歴書を直接渡す場合には面接日を記入します。事前に郵送する場合は送った日付、メールで送付する場合にはメールの送信日を記入しましょう。

    年号については、和暦(令和5年など)、西暦(2023年など)どちらでも構いません。ただし、履歴書全体で統一してバラバラにならないようにすることがポイントです。
  • 2. 名前・住所・連絡先
    名前と住所、連絡先を記入し、住所は都道府県から書き始めましょう。勤務地が市内や町内だからといって、都道府県を省略してはいけません。

    読みやすいように、都道府県や市区町村などの区切りを1文字程度あけるとより丁寧です。連絡先はつながりやすいところ、たとえばスマートフォンなどのいつでもつながるところにしましょう。
  • 3. 印鑑の押印
    履歴書に「印」の字がある場合には印鑑を押します。「印」の字がない場合には印鑑を押す必要はありません。

    印鑑を押印するときには、かすれたり曲がったりしないように注意しましょう。印鑑を押し慣れていないという場合も多いため、一度他の紙に押印してチェックしてみるのがおすすめです。
  • 4. 証明写真の添付
    履歴書には証明写真を添付するのが基本です。証明写真は、縦4cm×横3cm程度のサイズを選びましょう。証明写真は胸から上の正面から撮影したもので、直近3か月以内に撮影したものが望ましいとされています。

    服装は白いYシャツなどがよいでしょう。清潔感があり、ある程度しっかりとして見える服装のほうが印象はよくなります。
  • 5. 学歴・職歴
    学歴や職歴は、しっかりと確認してから記載しましょう。先述したとおり、学歴や職歴を偽ると、詐称の罪に問われる可能性があります。

    また、古いものから時系列で記載すること、学歴と職歴を分けて記載することがポイントです。学歴→職歴の順で書き、右下に「以上」と記載して締めます。
  • 6. 免許・資格
    免許と資格は古いものから順に記入していきます。応募先の企業や職種と関連しないものであっても、念のためすべて記載しておくとよいでしょう。この際、正式名称で記入することもポイントです。

    たとえば、自動車免許なら「普通自動車第一種運転免許」と書きます。免許や資格を取得していない場合には、「なし」と記載しましょう。
  • 7. 自己PR
    自己PRは勤務先にとってメリットとなる内容を記載することが大切です。「自分を採用することで企業が得られるメリット」という視点から書くとよいでしょう。

    学生であれば、部活動などで得た自分の強みを書くと説得力が出ます。この記事では、自己PRの例文も紹介しているため、そちらも参考にしてください。
  • 8. 志望動機
    志望動機は、なぜこの企業に応募したのか、なぜこの企業を選んだのかを記入します。時給や家から近いなど他の企業にも当てはまるような動機を書いても、担当者の印象には残りにくいです。

    そのため、応募先のどのようなところに興味を持ったのか、仕事内容のどこに魅力を感じたかなど、その企業でなければいけない理由を書くのがおすすめです。
  • 9. その他希望記入欄・保護者記入欄
    勤務先に対して希望がある場合には記入しましょう。たとえば、シフトに入れない曜日などがはっきりしている場合は理由とともに書いておきます。

    シフトなどに特に希望がない場合は、「配属(貴社)に従います」と記載すると丁寧です。また、未成年で保護者の承諾が必要な場合は保護者欄のある履歴書を用意して、親に書いてもらいましょう。

完全マニュアル!学歴・職歴の書き方ルール

  • 基本的には学歴欄の1行目の中央に「学歴」と記載して、次の行から実際の学歴を書き始めます。学歴・職歴同様に、古い順から書き始めましょう。ここでは、学歴・職歴の書き方のルールを紹介します。

    学歴
    ・〇〇高校と略さず「〇〇高等学校」など正式名称で書く
    ・学部まで書く(普通科の場合は必要なし)
    ・高校生と大学生は中学卒業から、社会人は2つ前の卒業から記載する
    ・卒業時は「卒業」、大学院の場合は「修了」と記入する

    職歴
    ・アルバイトの開始と退職した年月を記入する
    ・アルバイト数が多い場合は簡略化してもよい
    ・職歴がない場合は「職歴」の1行下に「なし」と記入し、改行後右下に「以上」と記入

    職歴が多くて書ききれない場合は、応募するバイト先に関連するものに絞っても構いません。また、中退している場合は空欄を作っておくと説明を求められる可能性もあるため、「家庭の事情により中途退学」などと記載しておきます。

こう書けばOK!志望動機と自己PRの例文

  • 志望動機や自己PRは、どのように書けばよいのか迷いやすい項目です。ここでは、志望動機と自己PRの例文を紹介します。
  • 志望動機の例文
    志望動機とは、応募する企業に入社意欲を伝えることや社内でどのように活躍するのかといったイメージを持ってもらうためのものです。応募企業を選んだ理由→活かせる経験やスキル→入社後に実現したいことの順で構成しましょう。志望動機の例文としては、以下のような内容が挙げられます。

    <例文>
    「以前から食事や料理に対する興味が強く、お客様に美味しい食事と素晴らしいサービスを提供している御社に応募しました。私自身、毎日お弁当作りを行っています。業務を通じて、コミュニケーションや調理などのスキルを向上させ、お店に貢献したいと考えています。」
  • 自己PRの例文
    自己PRは自分の長所という観点から内容を考えると書きやすいでしょう。基本的には、最初にアピールポイントを簡潔に伝え、そのうえでアピールポイントにつながる具体的なエピソードを書くことがポイントです。

    また最後は、応募先企業でどのようなアピールポイントを活かせるのかを書きましょう。自己PRの例文は以下のとおりです。

    <例文>
    「私はコミュニケーション能力に自信があり、チームでの協力を重視する性格です。過去のアルバイト経験で、お客様との円滑な対話を通じてサービス向上に貢献しました。今までの経験を活かし、チームと協力してお客様に最高の体験を提供するために全力で取り組みたいと考えています。」

履歴書を提出するときのマナー

  • 履歴書が完成したら、応募先企業に履歴書を提出します。提出時にもマナーがあるため、しっかりと把握しておきましょう。基本的なマナーは以下のとおりです。

    ・履歴書を入れる封筒は「白」にする(茶封筒はNG)
    ・封筒はA4の書類が入るサイズを選ぶ(二つ折りが入るサイズ)
    ・履歴書は透明のクリアファイルに入れ封筒に入れる
    ・封筒表面の左下に「履歴書在中」と赤字で書く

    履歴書は何度も折らないようにすることがマナーです。何度も折ってしまうと見た目が美しくないだけでなく、折り目が邪魔になって読みにくくなるケースもあります。そのため、二つ折りにして提出しましょう。

アルバイトの履歴書に関するよくある質問

  • ここからは、アルバイトの履歴書に関してよくある質問とその回答を紹介します。
  • Q. 修正液・修正テープは使用しても大丈夫ですか?
    原則として、修正液や修正テープの使用は不可です。間違えてしまった場合は、新規で作成するのが基本です。修正してしまうと正式な書類としての信頼性が低下するだけでなく、担当者にネガティブな印象を持たれてしまう可能性もあります。
  • Q. パソコンで作成してもよいですか?
    最近はパソコンで履歴書を作成するケースも増えており、パソコンで作成しても問題ありません。しかし、手書きのほうが印象がよいというのも事実です。そのため、時間があれば手書きで履歴書を作成したほうがよいでしょう。
  • Q. 履歴書のサイズはなんでもOKですか?
    履歴書のサイズは企業側からの指定がなければ、A4・B5どちらでも構いません。一般的には見開き2枚相当の履歴書が多いでしょう。しかし、アルバイトなどの場合には職歴が簡単にまとめられる1枚サイズの履歴書でも特に問題はありません。

履歴書不要の求人もあり

  • 履歴書の提出を求める企業が多いですが、履歴書は必ずしも必要なものではありません。そのため、履歴書不要という求人も数多くあります。

    履歴書を書く時間がない、書くのが苦手という場合は履歴書不要の求人を探してみるとよいでしょう。

    履歴書不要の求人

まとめ

  • 履歴書とは、応募先企業に対して自分をアピールしたり、身元を証明したりするための書類です。履歴書を作成する際には、注意したいポイントや手順があるため、担当者によい印象を持ってもらうためにも履歴書作成のコツを把握しておくとよいでしょう。

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