コンビニアルバイト特集
コンビニバイトの給料はどのくらい?
24時間営業の店舗が多いコンビニでは、早朝、昼間、夕方、深夜とシフトが分かれており、時間帯によって時給も異なります。
昼間や夕方は都道府県の最低賃金以上の時給で設定されています。店舗によりますが早朝は昼間よりもやや割高の時給です。22:00~05:00は深夜手当が25%増しになるため、通常勤務よりも高い時給です。店舗によって年末年始などの繁忙期は特別手当が支給されることもあり、都市圏や郊外、地方でも条件は異なります。
コンビニバイトは、高校生からシニアまで幅広い年齢層の人たちが働ける職場ですが、店舗によっては高校生と社会人で時給が異なることがあります。例えば、社会人や大学生の時給が1,200円の場合、高校生の時給は1,100円と設定されることがあります。社会人は、シフト管理の責任の違いや勤務時間が長いことによる差から、高校生よりも時給が数十円から数百円高い時給になることもあります。しかし、店舗によっては「高校生同時給」と謳っているところもあり、高校生でも大学生でも同じ時給を設定している店舗もあります。このような店舗では、年齢に関係なく同じ待遇で働くことができます。
給与の支払い方法は手渡しではなく、銀行振り込みが一般的です。本人名義の普通口座が必要です。銀行を指定される場合もあるので、確認しましょう。
ほとんどの会社には「締め日」と「支払日」があります。月末締め、翌月25日払いの店舗が一般的ですが、10日、15日、20日払いの店舗もあります。ほとんどの店舗では月に一回の支払いとなっており、給与明細はアルバイトにも発行されます。給与明細に間違いがないかしっかりと確認しましょう。
月収が88,000円以上になると所得税が課税されます。また、年収103万円以下なら所得税もかかりません。高校生でも年収が130万円以下であれば、確定申告は基本的に不要です。高校生や学生でも103万円を超えると税金を負担することになります。これは複数のアルバイト先から収入を得ている場合にも適用されます。また、親の扶養に入っている場合、年収が103万円を超えると親の扶養控除に影響が出る可能性があります。親の税金に影響を与えないように、収入を調整することが大切です。
店舗によってはアルバイトでも昇給があります。募集要項に『昇給制度あり』と記載されている場合は、面接時に具体的な条件や時期について質問すると良いでしょう。レジ操作や接客スキル、商品の発注など、多岐にわたる業務を効率よくこなせるようになると、昇給の対象となる場合があります。特に、責任ある業務を任されるようになると評価されやすいです。
勤続年数、勤務態度、貢献度などさまざまな項目で評価されます。シフトに多く入っていることは重要な要素の一つです。突発的に休むことなく勤めたり、誰かのシフトに穴が空いたら代わりに出てあげたり、繁忙期に積極的にシフトを入れたりすると店長やオーナーからの信頼も得られます。「あなたがいないと困る…」というレベルになれば、時給アップも期待できるでしょう。
働く条件によっては、フリーターがコンビニバイトで月収20万円を稼ぐことは十分に可能です。
以下に、コンビニバイトで月収20万円を達成するための具体的な方法や条件を紹介します。
時給が1,000円のコンビニで1日8時間働くと日給は8,000円です。20日間働くと月給は16万円です。そして、大都市圏の時給が高めの店舗で働けば月給20万円を稼ぐことも可能です。
例えば、以下のようなシフトを組んだ場合の収入を計算してみます。
通常シフト(週3日、1日8時間)
時給1,250円×8時間×10日=100,000円
時給1,250円の場合、月収20万円を稼ぐためには約160時間/月働く必要があります。週5日勤務なら1日8時間程度の労働が必要です。
時給1,500円の場合、月収20万円を稼ぐためには約133時間/月働く必要があります。週5日勤務なら1日約6.65時間程度の労働が必要です。
最低賃金は変更されることがあります。
自分の生活スタイルや他の予定を考慮し、無理のない範囲でシフトを組むことが大切です。アルバイトで気楽に生きていきたいという人は、コンビニバイトも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
<地域別最低賃金の全国一覧>
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/minimumichiran/
深夜勤務で時給1,300円の場合、8時間働くと日給は10,400円になります。20日間勤務すると月給は208,000円です。深夜勤務で20万円を稼ぐことはできますが、昼間の勤務なら、早朝から夜まで労働時間を増やさなければ月に20万円を稼ぐのは難しいといえるでしょう。しかし、駅ナカや繁華街、観光地など集客が見込める忙しい店舗は、時給が高く設定されているところもあります。このような店舗を狙って応募してみるのもおすすめです。
コンビニバイトの給料で生計を立てることは可能ですが、都市部では特に、生活費が高いため、仕事を掛け持ちしたり、生活コストを下げる努力が必要かもしれません。働く場所や時間を選べたり、早朝や深夜勤務で多く稼いだりと、自身の都合で働けるのがコンビニバイトの魅力です。柔軟な働き方を叶えましょう。