コンビニの仕事は基本的に「レジ打ち」「品出し」「接客」です。
レジは誰でも操作できるようにわかりやすいシステムで設計されており、品出しは丁寧に並べるだけなので特に難しい作業はありません。高校生から中高年、最近ではシニアも活躍しています。留学生にもわかりやすいマニュアルが整備されています。お客様への接客も商品の在庫に関する内容や雑談程度がほとんどなので、ノルマのある接客業のようなサービスをすることもありません。
働き始めは、覚えることが多くて大変そう…と不安になっても、1か月もすれば、ほとんどの業務を習得することができます。

フリーターとは学生や主婦（夫）を除く、15歳〜34歳の若年層の中で雇用形態がアルバイトやパートの人のことを言います。コンビニのアルバイトも高校生や若者が多く、学生の間だけのバイトという人もいれば、次の転職までのつなぎとしてアルバイトをしている人もいたり、趣味を充実させたいからなど、人によって理由も様々です。最近では外国人やシニアの方も多く働きやすい環境になっているので、さまざまなバックグラウンドを持つ人が挑戦しやすいバイト先とも言えます。

コンビニバイトの仕事は、主にレジ打ち、公共料金の代金収納、宅配物の受付、チケットの発券などの単純作業が中心です。
最近ではエコバッグを持参する人が増え、店員自ら袋詰めをすることも少なくなり、お客様が自由に支払い方法を選べるセルフレジも増えています。そのため、働く人にとっても楽になりました。これらの作業はすぐに習得できるため、初めてのアルバイトでも安心です。さらに、快適な温度に設定された店内で行うため、天候に左右されることなく働けるのも魅力です。体力もそれほど必要ではなく、ホームセンターやドラッグストアに比べて、ほとんどの商品が軽いため、女性でも負担が少ないです。

24時間営業のコンビニは、朝、昼、夕方、深夜とシフト制で働くため、多様なバックグラウンドを持つ主婦（夫）や学生、外国人などが働いています。完全に人間関係がドライというわけではありませんが、マンツーマンでじっくりと向き合って仕事をすることが少ないため、あっさりとした人間関係を求める人に向いています。とはいえ、店長やオーナーとの相性もあるため、気にせずに仕事をしっかりとこなすことが大切です。

コンビニで働く人の中には、他のバイトと掛け持ちして働いている人も多くいます。早朝や深夜シフトに入りつつ、日中は他の仕事をこなすなど、体力の許す限りダブルワークをしてお金を稼ぐことが可能です。例えば、学生なら早朝の3〜4時間働いた後に授業に行き、夕方に5時間コンビニで働くという働き方も、店舗によっては可能です。他業種とのダブルワークで気分転換を図りながら働きたい人にもぴったりです。

コンビニバイトには、月に○本売上を立てなければならないなどのノルマがないため、精神的に楽に働けます。
店舗によっては恵方巻やクリスマスケーキの予約を取るための努力目標が設定されることもありますが、これはあくまで目標であり、未達成だからといって罰金等が科されることはありません。季節のイベント時に特定商品に力を入れて販売促進の指示を受ける場合も、ゲーム感覚で楽しみながらこなすと良いでしょう。

コンビニのレジ打ちでは、1人のお客様の対応がせいぜい数分ですので、気が楽です。高級店の販売と比べると、じっくりと向き合う接客ではないため、難しいこともありません。基本的には、お客様が要望する商品を販売することが主で、機械的に素早くこなす一面もあります。
人との会話が苦にならない人は、お客様に挨拶から始めてみたり、常連さんとの会話を楽しんだりとコミュニケーション力を身につけることもできます。シンプルな接客も会話が多めの接客も、対応できる範囲で対処していきましょう。

コンビニでは、10代から70代までの幅広い年齢層の方が活躍しています。学業と両立させたい人、定年退職後のセカンドキャリアに、子どもが学校に行っている間に働きたい主婦など、理由もさまざまです。ほとんどの人がパートやアルバイトなので、気楽に馴染むことができます。

コンビニのアルバイトでは、制服が貸与されるため、自分で用意するものはありません。上着が支給されるため、私服の上に羽織るだけで済むのも楽です。店内を歩き回ることが多いため、動きやすいパンツスタイルがおすすめです。歩きやすい靴やスニーカーを選ぶと良いでしょう。

コンビニのレジは商品のバーコードを読み取り、自動的に計算をしてくれます。レジ打ちの業務も基本的に案内に従って操作するだけです。最近では、支払い方法などのレジ操作や現金の扱いもお客様自身で行うコンビニも増え、従業員の負担も軽減されています。発注システムも優秀でアルバイトでも簡単に発注できるようになっています。

時間があっという間に過ぎるバイトがいいなら、コンビニがおすすめです。
基本的なレジ打ちの仕事の他に、品出しや消費期限切れ商品の撤去、ホットスナックの調理、清掃などやることが多いので、時間が過ぎるのが早く感じます。ピークタイムがあったり、のんびりできる時間があったりとメリハリがあるため、退屈せずに働けます。

たくさんの商品を扱うコンビニは、数週間で新商品が入荷してきます。お気に入りの商品に出会えたり、テレビやメディアで話題になった商品をいち早くゲットできるのは、コンビニで働くメリットです。商品の配置を覚えるのも大変ですが、食べることが好きな人なら、飽きずに働くことができます。

コンビニは、働く人もお客様も様々な年齢層の方が訪れるため、普段の生活ではなかなか出会えない人々との接点を楽しむことができます。シフト制の店舗では、同じ人と働くうちに自然と仲良くなることもあります。

夜型の人にとってはもってこいの夜勤ですが、コンビニの深夜勤務には高時給などのメリットもあります。効率よく稼ぎたい方、深夜の仕事内容が気になる方は以下の仕事内容をチェックしましょう。

日中と比べて深夜のコンビニは来店者数が少なくなります。昼間に比べてレジ打ちや接客の頻度が少ないため、コツコツと仕事をしたい人に向いています。22時から翌朝5時の勤務は、通常の時給に25％以上の割り増しが適用されるように労働基準法で定められています。都市部では時給が1,200〜1,500円になることもあり、稼ぎたい人にもおすすめです。

商品の搬入後は品出しが中心です。夜勤はお客様が少ない分、調理器具の洗い物をしたり、清掃をしたりとマイペースに仕事ができます。ある程度仕事に慣れてくると発注の仕事を任されたりと、実際には多岐にわたる業務をこなすことになります。

できれば楽な店舗で働きたいという人は、以下のポイントを抑えてコンビニバイトに挑戦してみてはいかがでしょうか。

東京都心の繁華街などは昼夜問わず、働く人が多いため、常に忙しい店舗が多いです。退屈せずに忙しく働きたい人には最適ですが、お客さんが落ち着く時間帯にコツコツと仕事をしたいという人は、住宅街や郊外の店舗を狙ってみましょう。また、駅前は通勤しやすい反面、電車が動いている間は忙しい時間帯も多いです。自身の働きやすいスタイルと合わせて店舗を見極めましょう。

店員が常にハキハキと声を出している店舗には、教育が行き届いています。お客さんとして来店する分には気持ちの良い接客ですが、働くとなると常時、声出しや笑顔での接客を求められることがあります。派遣スタッフの場合もあるので、数日通って店舗の雰囲気を確認するのがおすすめです。

広いイートインスペースがあるコンビニの場合、利用者の滞在時間が長くなることがあります。利用方法が悪かったり、居眠りに注意したりと精神的に疲弊することもあるかもしれません。また、厨房が広い場合は、調理仕事が多く忙殺されることもあります。とはいえ、難しい仕事ではないので、すぐに慣れるでしょう。揚げたてや作りたての商品を購入できるのも、コンビニバイトで働く人のメリットです。

店舗の忙しさや広さによって従業員が少なすぎる店舗は、やることが多くて大変だと感じることもあるかもしれません。また、シフト以上の出勤を求められることも考えられます。一方で、従業員を多く雇用していても、勤務日数が限られるなど、さまざまな理由があるため、事前に来店してリサーチしたり、電話で問い合わせをして確認するのもいいでしょう。

専門知識やスキルを要しないコンビニバイトは、応募しやすく、他のアルバイトと比べて採用されやすいのが魅力です。私たちの生活に馴染みのある商品を扱っているので、特に難しいことを覚えることもありません。気軽にコンビニバイトに応募してみましょう。