調理師の履歴書における免許・資格欄の書き方や注意点を解説
- 調理師として働きたいと思った場合履歴書を書きますが、調理師免許を取得していることはアピールポイントとなります。この記事では、履歴書の免許・資格欄の書き方やポイントを解説します。調理師の履歴書における注意点やその他の項目の書き方なども解説するため、履歴書の書き方に悩んでいる場合は、ぜひ参考にしてください。
履歴書での調理師免許の書き方
- 調理師免許を取得している場合には、免許・資格欄に記載します。取得年月と書いた後に、「調理師免許取得」と記載しましょう。具体的な書き方は、以下のとおりです。
- 取得年月は、免許証に表示されている年月を記載すれば問題ありません。年については西暦・元号、どちらで記載しても構いませんが、履歴書内でどちらか一方に統一しましょう。また、免許や資格の名前は正式名称で記載することも、ポイントです。
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調理師の履歴書における免許・資格欄のポイント
- 調理師の履歴書で、免許・資格を記載する場合には、以下の2つのポイントを意識しましょう。
免許取得予定の場合もその旨を記載する
- 履歴書を書く時点ではまだ調理師免許を持っていないが、これから取得するという場合もあるでしょう。その場合には、今後取得する予定である旨を特記事項欄に記載します。たとえば、「2026年6月に調理師免許取得予定」というように、取得予定の年月と取得予定である旨を記載しておくとよいでしょう。
調理師免許取得予定であることは、必ずしも記載しなければいけないわけではありません。しかし、現在調理師免許取得のために頑張っていることを伝えられます。
調理師免許以外の資格も書く
- 料理に関する資格は調理師免許だけではありません。料理に関するその他の資格を持っているのなら、その資格や免許も記載しておきましょう。調理師免許以外に役立つ資格としては以下のようなものが挙げられます。
- これらの資格や免許は正式名称が長く略称で呼ばれているものも多いため、必ず正式名称を調べて記載しましょう。
調理師免許を取得するメリット
- 調理師免許を取得していなくても、飲食店などで調理業務は行えます。しかし、調理師免許を取得することで得られるメリットもあるため、飲食店で働きたい場合は取得を検討してもよいでしょう。
調理師免許を取得するメリットとしてはまず、採用でのアピールポイントとなることです。調理に関する技術や知識があることを証明できるため、就職や転職活動に有利に働きます。また、専門的な知識が身につくことや求人の選択肢が広がることも、大きなメリットです。
調理師免許を取得するには?
- 調理師免許を取得するには、一体どうすればよいのでしょうか。ここでは、調理師免許の取得方法を解説します。
調理師養成施設を卒業して取得する
- まずは、調理師養成施設を卒業して取得する方法です。厚生労働大臣が認定している調理師養成施設、たとえば調理師専門学校や調理科などの調理に関する科がある高校や大学などで調理に関する技術や知識を学びます。
調理師養成施設で学んで卒業することにより、調理師試験を受けなくても調理師免許を取得できます。卒業後、都道府県知事に申請することで調理師免許の取得が可能です。授業内容は学校によって異なるため、自分に合った学校を選ぶとよいでしょう。
実務経験を積んで調理師試験に合格する
- 飲食店などで実務経験を積んだ後で、調理師試験を受けるという方法もあります。実務経験年数は何年でもよいわけではなく、2年以上の実務経験が必要です。調理業務の実務経験を積める場所としては、以下の施設が挙げられます。
- 調理業務を行える施設で2年以上の実務経験を積んだ後に、調理師試験を受け、合格後に都道府県知事に申請することで調理師免許を取得できます。
※参考:調理師試験について | 調理師技能センター
調理師の履歴書におけるその他の項目の書き方
- 履歴書には、免許・資格以外にも記載すべき項目が多くあります。ここでは、履歴書におけるその他の項目の書き方を解説します。
学歴・職歴
- 学歴・職歴を書く際には、学校名や会社名を省略せずに正式名称で記載しましょう。たとえば、「〇〇県立〇〇高等学校〇〇科卒業」「株式会社〇〇入社 東京支社 営業部配属」というように、省略せずに記載することが大切です。
また、入学や入社年月に間違いがないように気をつけましょう。事前にしっかりと正確な情報を調べておき、間違えがないように記載することが重要です。
志望動機・自己PR
- 志望動機は、応募先に対して「この会社で働きたい」という熱意を伝えられる項目のため、履歴書でも重要な項目の1つです。「なぜ応募したのか」「応募先のどのようなところに魅力を感じているのか」といった、その会社で働きたい理由を具体的に伝えることが大切です。
自己PRでは、自分が貢献できることを積極的に提示しましょう。自分を採用することで得られるメリット、応募先で活かせる過去の経験や実績などを考えて、分かりやすく記載することを意識します。
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趣味・特技
- 趣味や特技は、面接官との会話のきっかけになる可能性があるため、記載しておくとよいでしょう。ただし、マイナスな印象を与える趣味に関しては記載しないほうが無難です。たとえば、ギャンブルなどの依存性のある趣味や仕事に支障があると判断されるような趣味については、記載するとマイナスイメージを与えるため控えましょう。
趣味や特技は、人柄をアピールしたり人となりを見てもらえたりするポイントともなるため、仕事に関係ないものでも記載しておきます。
本人希望記入欄
- 本人希望記入欄では、希望のシフトなどを記載しておきます。特に希望がない場合には、その旨も記載しておくとよいでしょう。ただし、多くの希望を記載し過ぎると印象が悪くなる可能性があります。そのため、どうしても譲れない希望や強い希望を記載します。たとえば、家庭の事情でどうしてもシフトに入れない曜日や時間などがあれば記載しておきましょう。
調理師の履歴書における注意点
- 調理師の履歴書における注意点としては、嘘を書かないことと誤字や脱字に気をつけることです。以下で、詳しく解説します。
嘘は書かない
- 履歴書を書く際には、嘘を書いてはいけません。学歴や職歴、資格欄などには正確な情報を記載して、嘘の情報は記載しないようにしましょう。嘘とついてもわからないと考える人もいるかもしれませんが、面接官はプロであるため嘘を見抜かれる可能性が高いです。また、嘘がバレた際にトラブルにつながったり信用が低下したりします。
誤字や脱字などには気をつける
- 誤字や脱字などには気をつけましょう。誤字や脱字があると、雑な印象や志望度が低い印象を与える原因になります。そのため、履歴書を書いた後には自身で誤字・脱字がないかをしっかりとチェックしておきましょう。また、略字を使っている場合などは正しい文字を書くように意識することも大切です。
調理師の仕事を探すならシフトワークス
- 調理師の仕事を探すなら、シフトワークスがおすすめです。シフトワークスでは、時間と曜日で絞って仕事を探すことができるため、自分のライフスタイルや家庭の事情などに合わせた仕事が探しやすくなっています。また、職種一覧からも絞り込めるため、自分が希望する職種の求人を探すのにも便利です。
シフトワークスにはさまざまな求人があり、調理の仕事も多く掲載しているため、活用してみてはいかがでしょうか。
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まとめ
- 履歴書に調理師免許を記載する際には、取得年月と正式名称を記載します。また、今後取得予定の場合にもその旨を記載しましょう。調理師免許があることで、採用でのアピールポイントとなるだけでなく、専門的な知識や技術が身につくため求人の選択肢の幅が広がります。履歴書を書く際には、嘘を書かないこと、誤字や脱字に気をつけることを意識しましょう。
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