アルバイトで驚きのビフォーアフター☆飲食・フード編
アルバイトで起こった、みんなの驚きビフォーアフターを大公開!今回は飲食・フードバイトの体験談です♪
ホール・接客アルバイトのビフォーアフター体験談
生粋のうどん派 ⇒ 各地を食べ歩くそば派にクラスチェンジ!
うどんラブ!だった自分ですが、アルバイトの影響ですっかりそばの魅力にハマりました!
父方の祖父母が香川の人間だったので、小さいころから生粋のうどん派でした。我が家は大みそかですら"年越しうどん"だったほどです。
そんな自分が、たまたま近所のそば屋でバイトをすることに。ある日冗談で「実はさぬきうどん育ちなんですよー」と口にしたのが、良かったのか悪かったのか…。ご主人の火をつけてしまったらしく、普通なら出ないような打ちたてのそばや"そばがき"までまかないで食べさせてもらい、そば屋の本気を骨の髄まで味わうバイトになりました。
以来、すっかり"そば派"に。バイクで行ける距離の目ぼしいそば屋は軒並み食べ歩きました。でも、そばの美味しさを教えてくれたご主人のそばが、今でも自分の"ベストオブそば"です!
買った野菜は液状化 ⇒ 菜園持ちの野菜愛好家に!
野菜下手(?)だった自分が、今ではベランダのマイ菜園を愛する野菜愛好家です!
買った野菜はいつのまにやら冷蔵庫で液状化してサヨナラ…という、 「野菜は嫌いじゃないけど好きでもない」感じだった自分が、「オシャレ」という理由で選んだのがオーガニックカフェのアルバイトでした。
店長がとにかく野菜LOVE!メニューはすべて自分で選んだ有機野菜、仕事の合間もお客さんとの雑談もずっと『野菜話』な店長でした。最初は適当に相槌を打っていたんですが、愛がこもった話って不思議と残るんですよ。学校の講義は右から左の自分でしたが、オーナーの話は再現できるほど覚えてしまって、いつのまにか『野菜愛』まで伝染していました。プチトマトから始めたベランダ菜園は、ナス・シソ・みょうがとどんどん勢力を拡大しています。今は、店長と『お金を出し合って畑を借りようか』という話をしています。
ひきこもり ⇒ 大検を取って大学に!!
高校生の頃に学校になじめず、2年生の途中で自主退学しました。今でいう"ひきこもり"のような生活をしていたのですが、「このままではダメだ!」と思い、近所の焼肉屋でアルバイトを始めることに。
初めてのアルバイト、初めての接客業と慣れないことだらけで戸惑いばかりの毎日でしたが、不思議と学校より楽でした。"仕事"という責任感の伴う環境の中では、一緒に働くみんなが仲間であり、先生であり…。嫌なことも楽しいことも、仕事を通すと周りのみんなと分かち合えたんです。
そのうちに自然と笑顔やあいさつが増え、仕事もスムーズにこなせるようになりました。なにか失敗してもそこで終わりではなく、「次に活かすにはどうすればいいか」という考え方を教わったおかげで、積極的に物事にチャレンジできるようになったと思います。交友関係が広がったこともあり、あんなに嫌だった学校に「また通いたい」と思えるようになりました。
その後大検を取り、大学に通いだしたことで店は辞めましたが、あの時に得た"学校で学べなかった大事なこと"は、今でも自分の核となっています。
上京したての純朴青年 ⇒ 愛に生きるイマドキ男子
わたしが当時アルバイトしていたのは、表参道にあるカフェです。雑誌にもよく取り上げられるような有名な店で、そこで働くために、わざわざ1時間かけて通勤するアルバイターもいるくらいでした。ある年、「この春に大学に入ったばかり」という学生が新しく入りました。東北から上京してきたという彼は、髪型も私服も純朴そのもの。「まるで現役の高校生じゃないか」とスタッフがいじると、すぐ真っ赤になっていました。
軽薄な人をあまり好きじゃない私は、かえって「マジメそうでいいなー」と思っていたのですが、半年もたたないうちに純朴青年はいなくなりました。都会の風は、あっという間に彼を「クラブ大好きチャラ男」に変えてしまったのです(涙)。自称「愛に生きる」彼の携帯アドレス帳は、店で知り合ったり合コンで交換した女性のナンバーで、いつも「更新中」状態。久しぶりに顔を出したお客様の「ええっ、別の人じゃないの?!」という声が、バイトを辞めた今でも忘れられません……。
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写真:アフロ 他
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