リゾートバイトを語ろうか。まんがで読むみんなのアルバイト体験談 vol.02
海だ、山だ、夏がきた!ペンションや旅館、民宿で住み込みバイト!海の家で水着×日焼け!期間限定だから楽しい♪これが僕らのジュブナイル!
夏、冬の長期休暇で募集が急増するのが、リゾートバイト!
リゾートバイトは季節に合わせて海や山の行楽地でシーズン中に勤務するアルバイトのことです。シーズンごとに旬の場所で募集されるアルバイト求人は他にもたくさんありますが、いわゆる『リゾートバイト』という場合、海の家やペンション、ホテル、民宿、旅館、テーマパーク、レストラン、牧場など、リゾート地で一定期間、住み込みで働く形を指す場合が大多数です。「リゾバ」「リゾバイ」と省略されることもあります。
リゾートバイト、人気の理由BEST3
リゾートバイトは期間限定でのアルバイトになるため、バイト募集もごく一定の期間だけとなる傾向があります。それでもリゾートバイトは、その短い期間に応募が殺到するほど大人気!調査したところ、人気の理由は主に3つあるようです。
理由その1「非日常な場所で働くことができる」
リゾートバイトは、該当するシーズンだけの短期募集となる場合が大半です。短期集中、期間限定のバイトとなるので、初めての場所や経験したことのない職種でも気軽にチャレンジすることができます。
特に住み込み勤務は、知らないことを1から覚えるにはもってこい。「初心者、未経験者歓迎」の求人募集も数多く見つけることができます。
「以前からダイビングに興味があったので、ダイビングショップを併設したペンションで一夏、アルバイトしました。バイト仲間の中にもダイビング経験者が多くて、休みの日には練習に付き合ってもらえたり…。おかげでダイビングにすっかりハマってしまって、シーズンごとにバイトにいくようになりました♪」(20代・男性)
「畜産系か農業系か進路を考えていた時に、牧場でアルバイト募集を見つけて応募。住み込みで、牛や馬、羊といっしょに一夏を過ごしました。とても楽しかったのですが、愛着が湧きすぎて…。テンション上がっちゃったこともあり、新学期には"環境バイオ系で豊かな土壌を作っていきたいんです!"って進路指導室で熱弁しましたねー。」(30代・女性)
理由その2「まとまった収入をGETできる」
新学期に学費や教材費が必要となる学生や、夏の後半に免許取得や旅行を企画している人など、「短期間でまとまった金額を稼ぎたい!」という人にもリゾートバイトは人気です。
リゾートバイトのアルバイト期間はだいたい、2週間~1カ月働く人が多く、休みを取りながらも10万円以上稼げるアルバイトがほとんどです。
「離島の民宿で住みこみのアルバイトをしました。時給は950円で1日8時間。とはいえ、際立った観光地がある場所ではなかったので、お客さんは穴場狙いのサーファーくらい。島特有のゆったりした空気の中でのんびり過ごし、15万円ほど貯めることができました。バイト終了後はそのバイト代で飛行機のチケットを買ってアジアに飛んだので、もう魂は完全に非日常。夏休みが終わるのがほんと辛かったです・・・」(30代・男性)
「夏休みの間に車の免許が欲しかったのですが、"通い"でとれる自信は皆無。なので、まずは1カ月半、旅館で住みこみバイトしました。25万円稼いで、残りの休みで免許合宿に行きました。旅館では"愛嬌がある"と可愛がられましたが、免許合宿の教官には"笑ってないでほら、前みて!"とビシバシしごかれて、心の中で何度"旅館に戻りたーい!"と叫んだことやら…あ、でもなんとか免許は取れましたよ(笑)」(20代・女性)
理由その3「友情に恋…リゾートバイトは出会いがある!」
リゾートバイトといえば、やっぱり気になるのは"ひと夏の出会い"。バイト先で出会うお客様、いっしょに働くバイト仲間…。特に住みこみでのリゾートバイトは、初めて会う人たちと苦労を分かち合い、寝食を共にします。普通のアルバイトより長い時間を共有する分、恋愛成就率や友情成立率はピカイチという声も聞かれました。
また、「リゾートバイトは期限付きだから、スピーディで濃い付き合いができる」という説も?!はたして真相は・・・
「自分の父は群馬出身、母は北海道出身なので、どうやって出会ったのか長いこと疑問でした。そんな自分はバイクが趣味なのですが、ある夏にツーリング旅行を計画したところ、その謎がついに解明。父曰く、自分と同じようにツーリングで北海道旅行に行って、現地の旅館でリゾートバイトをしたそうです。その旅館の近くで喫茶店を手伝っていた母と、見事に恋に落ちたと教えてくれました。ドラマか!とツッコミましたが、僕もいま彼女募集中なので少し羨ましいです。」(30代・男性)
「大学のサークル仲間で、民宿のリゾートバイトをしました。大学ではばっちりメイクだった女子も、ひとつ屋根の下で長期間いっしょにいるとなると、観念してスッピン解禁(笑)。眉なしで部屋飲みしたり、ジャージみたいな恰好で休憩したりしてるうちに、なぜか逆にカップルが発生。自分も大学では全然モテなかったのに、Tシャツ短パンノーメイクの状態で2人に告られました。あれが噂のリゾバマジックなんでしょうか。」(20代・女性)
「大学の時に、離島で住みこみのリゾートバイトをしました。初対面だったバイト仲間と、ひと夏終わるころにはすっかり親友モード。自分は東京、相手は四国だったので、再会を誓って別れました。とはいえ大学なんて出会いは多いし、住んでいる距離もあるし、一期一会なんだろうなとは思ってたんです。意外にも、普通に同級生だった友人よりも長く交流が続いているんですよ。日常の煩わしさがないところで、楽しい思い出だけを共有しているというのが大きいのかな。今でも機会があるたびに、ちょいちょい会っては当時を懐かしんでいます。」(40代・男性)
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写真:アフロ 他
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