介護施設の調理補助の仕事とは?向いている人の特徴や注意点も解説!

記事公開日: 2024.11.07           最終更新日: 2024.11.11

  • 調理補助はさまざまな場所で行われており、介護施設もその1つです。調理補助の仕事に就くことを検討しているものの、具体的にどのような仕事なのかイメージできない人もいるでしょう。

    この記事では、介護施設における調理補助の業務について解説します。介護施設の調理補助員に向いている人の特徴や、介護施設で調理補助員として働く際の注意点なども解説するので、参考にしてください。


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シフトワークス編集部

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調理補助とは

  • 調理補助とは、その名のとおり、調理を補助する仕事です。栄養士や調理師の指示に従い、調理に関するさまざまな業務を行います。具体的には、調理に使用する器具や食器の用意、下ごしらえや盛り付けなどを担当することが一般的です。また、働く場所によっては、食事の配膳や後片付け、食器類の洗浄も調理補助の一環として行います。

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調理補助と調理師の違い

  • 調理補助の仕事は、調理者のサポートが主であり、実際に調理を行うことは基本的にありません。そのため、資格がなくても調理補助の仕事に従事できます。

    一方、調理師は主に調理や味付けなどを担当することが一般的です。また、調理師を名乗るには資格が必要です。調理師の資格は、養成施設や専門学校に通うことで取得できます。また、実務経験を経て、都道府県が実施する調理師試験に合格することでも取得可能です。


介護施設における調理補助の特徴

  • 介護施設における調理補助には、いくつか独自の特徴があります。ここでは、代表的な特徴とその詳細を解説します。



高齢者が提供対象になる

  • 介護施設の利用者は、主に高齢者です。そのため、調理も高齢者に提供することを前提に進められます。また、配膳のサポートを行う際には、高齢者と直接コミュニケーションを取る機会もあります。


嚥下能力が低い人に対応した調理をする

  • 介護施設の利用者のなかには、嚥下能力が低い人も少なくありません。そのような人に提供する料理は、ペースト状にしたり、食材を小さくカットしたりすることが求められます。具体的には、完成した料理を細かく刻んだきざみ食、ミキサーで細かくしたミキサー食、とろみをつけた流動食などが、代表的な調理方法です。


入居者の健康状態に合わせて作り分ける

  • 入居者の健康状態に応じて、提供する食事内容を調整することが求められます。たとえば、肝臓病や糖尿病の人の食事では、たんぱく質や塩分などを制限する必要があります。また、アレルギーやカロリー制限がある人には、適宜作り分けを行う必要があります。


配膳のサポートをする

  • 介護施設での配膳は、介護士や看護師が担当することが一般的です。ただし、介護施設によっては、配膳のサポートも調理補助の業務に含まれることがあります。代表的な業務として挙げられることは、配膳前の準備として廊下に食事を配置したり、配膳自体を担当したりすることなどです。


介護施設における調理補助の仕事

  • 介護施設における調理補助の仕事は、多岐にわたります。代表的な調理補助の仕事とその詳細は、以下のとおりです。



指示に従って調理作業をする

  • 調理補助は、調理師や栄養士の指示に従い、調理作業を行います。介護施設の利用者は高齢者が多く、持病や食事制限がある人もいます。そのため、指示された分量を間違えないよう注意が必要です。また、直接的な調理とは別に、食材や調味料を計量する作業を担う場合もあります。


利用者に合わせて食事の形態を変える

  • 介護施設の利用者は高齢者が多く、嚥下能力が低下している人も珍しくありません。そのため、利用者の状況に合わせて食事の形態を調整する必要があります。たとえば、料理をミキサーで細かくしたり、食べやすいように刻んだりするなど、食べやすくするための工夫が必要です。


配膳補助や下膳をする

  • 通常、配膳は介護士や看護師の業務です。ただし、介護施設によっては、配膳補助や下膳などの業務も調理補助の業務に含まれることがあります。特に、規模が大きい施設では配膳の数も多くなるため、調理補助が配膳業務を担当することもあるでしょう。


調理場で清掃や片付けをする

  • 調理補助の代表的な業務は、調理場での清掃や片付けです。調理場自体の清掃に加え、食器や調理器具の洗浄も行います。調理場の清掃や片付けを行うことで、調理師が調理に専念できる環境を整えることが可能です。また、衛生管理を徹底し、食中毒のリスクを低減させることができます。


食材などの在庫をチェックする

  • 介護施設では、栄養士が献立を決めることが一般的です。調理補助の業務には、決められた献立を確認し、食材の不足がないか在庫をチェックすることも含まれます。また、在庫が不足している場合には、発注業務を担当することもあります。


介護施設の調理補助員に向いている人の特徴

  • 介護施設の調理補助員には向き不向きがあるため、注意が必要です。ここでは、調理補助に向いている人の特徴を解説します。



調理が好き

  • 調理が好きな人は、介護施設で調理補助の仕事に向いています。介護施設では、利用者の状態に応じて、複数の調理方法が取られることは珍しくありません。そのため、調理に関するスキルが身に付きやすく、仕事のモチベーションも維持しやすい傾向にあります。


臨機応変な対応が得意

  • 介護施設では、イレギュラーな事態が発生し、臨機応変な対応を求められることが珍しくありません。たとえば、食材供給の問題で献立が変更になったり、調理師に欠員が出てサポートが必要になったりすることが考えられます。このような理由から、状況に応じて適切な対応ができる人が、介護施設の調理補助の仕事に向いているといえます。


細かな作業が得意

  • 介護施設の利用者は、疾患や病気を抱えていることがあります。調理における分量ミスが健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、細心の注意が必要です。したがって、介護施設の調理補助の仕事は、正確さが求められる細かな作業が得意な人に適しています。


コミュニケーション力が高い

  • 調理補助は、栄養士や調理師から指示を受けて仕事をすることが一般的です。また、介護施設の規模にもよりますが、調理関係の仕事は複数人で行うことが少なくありません。このような理由から、コミュニケーション能力が高く、チームでの作業が得意な人が調理補助に向いています。


介護施設の調理補助員として働く際の注意点

  • 介護施設の調理補助員として働く際は、いくつかの点に注意が必要です。具体的な注意点とその詳細は、以下のとおりです。



細かな衛生管理が求められる

  • 介護施設の食事は集団調理であり、免疫力が弱まっている人に提供することが少なくありません。食中毒や集団感染を防ぐため、細かな衛生管理が求められます。以下は、代表的な衛生管理の項目です。


  • ・作り置きや仕込みができない
    ・作業ごとに手洗いや消毒をする
    ・食材や料理の温度管理を徹底する


  • これらの細かなルールを守ることは、慣れるまでつらいと感じられることが多くあります。


時間に追われる場面が多い

  • 介護施設での食事は時間が決まっているため、その時間に間に合うように作業を進める必要があります。そのため、効率よく調理を進めることに加え、トラブルを素早く解決することも求められ、時間に追われる場面も珍しくありません。

    また、介護施設での食事は、朝昼晩の3食が基本です。洗浄や清掃を行いながら、次の食事に向けて準備や調理を進める必要があり、常に時間を意識して動くことが求められます。


介護施設における調理補助員の給与目安

  • 介護施設における調理補助員の給与目安について解説します。以下は、正社員とパート・アルバイトそれぞれの目安です。



正社員

  • 正社員の調理補助の平均年収は、370万円です。これを月給換算すると、約31万円です。また、正社員の調理補助の初任給は、21万円程度が相場とされています。


パート・アルバイト

  • パートやアルバイトの調理補助の平均時給は、約1,070円です。時給の範囲は983円から1,438円と幅広くなっています。これは、経験やスキル、勤務先によって差が生じるためです。


まとめ

  • 介護施設における調理補助は、利用者に合わせた調理や衛生管理など、難しく感じる部分も少なくありません。しかし、調理が好きな人や、細かな作業が得意な人には適している仕事といえます。

    調理補助だけでなく、飲食や調理関連の仕事を探している人には、シフトワークスの利用がおすすめです。シフトワークスでは、時間やシフトから仕事を探すことができます。また、条件や職種、エリアなどからも仕事を探すことができ、自分に合った仕事を見つけやすいのも特徴です。飲食や調理関連の仕事を探している人は、ぜひシフトワークスをご活用ください。



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