バイトに履いていく靴はどうすればよい?業種別に選び方のポイントを紹介
- 新しいバイトを始める際、バイトで履く靴をどうしようかと悩む人も多いのではないでしょうか。バイトで履く靴は、どんな靴でもよいわけではありません。業種や仕事内容によって、最適な靴を知っておくと便利です。本記事では、業種別に靴を選ぶコツを解説します。バイトの靴で迷ったときはぜひ参考にしてください。
- バイトで履く靴について知っておきたいポイントは、主に3つです。具体的な靴選びの前に、以下のポイントをチェックしておきましょう。
- 業種によっては靴を指定されることがある
バイトでは、業種によって靴を指定されることがあります。特に制服があるバイト先では、靴も制服の一部として考えられるため、従業員の見た目や清潔感を統一させる目的で、靴を指定されることが多いようです。
基本的に靴は、制服のように会社側から支給されるものではありません。指定の靴を自分で用意する必要があります。特に指定されなかった場合や、色のみ指定で自由度が高い場合は、周りの従業員が履いている靴を見て、参考にするとよいでしょう。
- バイト用の靴を購入する必要がある
制服があるバイト先や、服装に厳しいバイト先の場合は、仕事用の靴を購入しなければなりません。労働基準法第15条「労働条件になる事項を明示する義務」のなかに、「定めをした場合に明示しなければならないもの」の項目があります。そのなかの3番目に「労働者に負担させるべき食費、作業用品その他に関する事項」が記載されています。
靴は「作業用品」のなかに含まれるため、購入が必要な旨が就業規則に明記されていれば、労働者に靴を購入させることは、バイト先の違法行為に当たりません。
※参考:労働基準法第 15条第 1項|厚生労働省
- 通勤用の靴とバイト中の靴を分ける
バイト先に行くときの靴と、バイト中の靴は、可能であれば分けたほうがよいでしょう。通勤用の靴と仕事用の靴を一緒にすると、消耗が激しくなり、短期間で再度購入しなければなりません。また、仕事中は水仕事などで汚れる場合もあります。
靴を分ければ、履き替える手間はありますが、消耗を防げるのがメリットです。職場にロッカーがあれば、バイト中の靴をロッカーに置いておくことをおすすめします。
- バイトで履く靴は、バイト中の負担の大小につながることもある重要なポイントです。ここでは、バイトで履く靴の選び方を解説します。
- クッション性を重視する
長時間靴を履いて立ち仕事をする場合は、履き心地を重視しましょう。クッション性の高い靴だと、立ちっぱなしでも疲れにくくおすすめです。
履き心地がよくないと、足のトラブルになりやすいのが難点です。足が痛かったり、疲れてつらかったりすると、集中力が落ちてミスをしてしまうこともあります。足のつらさによって「仕事がつらい」という気持ちにもなりやすいため、できるだけ足が楽に過ごせるような靴を選びましょう。
- サイズや幅が合うかチェックする
靴を選ぶときは、実際に履いてフィット感を確かめましょう。このとき、サイズはもちろん幅が合うかをチェックします。サイズに違和感があると、足に負担がかかりやすいため、注意が必要です。足の甲が浮く、かかとに隙間があるといった場合は、サイズが合っていないかもしれません。
また、靴下とストッキングでサイズが変わることがあります。靴を購入するときは、実際に使用している靴下やストッキングで、靴を試し履きすることが大切です。サイズが合わない靴しかもっていない場合は、インソールを活用するとよいでしょう。
- 手頃な値段の靴を選ぶ
この先もバイトを続けることを考えて、手頃な値段の靴を選ぶこともポイントです。靴は消耗品のため、仕事で履き続けると傷んでしまいます。清掃やキッチンなどのバイトをすると、水仕事などで汚れて傷みが早いでしょう。長持ちせず買い替えることを考えれば、高価なものは不向きです。
従って、これからバイト用の靴を買う場合は、5,000円前後を目安にするとよいでしょう。ホームセンターやネット通販なら、手頃な値段の靴が充実しています。
- バイトで履く靴は、業種によって大きく違います。ここでは主要な業種ごとに、必要な靴やおすすめのポイントを解説します。
- 飲食店・カフェ
飲食店やカフェでは、ホール、キッチンによって向いている靴が異なります。ホールの場合は、黒のローファーが見栄えがよくおすすめです。女性は、パンプスなどヒールのある靴を指定されることもあります。しっかりした印象に見える一方で、ずっと履いていると疲れやすくなるため、クッション性を重視した楽な靴を選ぶことが大切です。
一方、キッチンの場合は、油や水分に強く、滑りにくいコックシューズが適しています。通販などで手に入ります。
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- 居酒屋
居酒屋は、店のタイプによって向いている靴が違います。キッチンの場合は、飲食店・カフェと同様にコックシューズがおすすめです。
ホールの場合、お座敷がなく椅子席のみであれば運動靴もよいでしょう。お座敷がある居酒屋では、脱ぎ履きしやすい靴が便利です。紐がなくて動きやすいサンダルやスリッポンなら、靴を触らずにお座敷にあがって、そのままサービスできます。
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- デリバリー
デリバリーのバイトは、バイクや自転車で宅配するケースがほとんどです。ドライビングシューズ、ライディングシューズなど、運転がしやすく動きやすい靴が適しています。バイト先から普段靴でもよいと言われるかもしれませんが、デリバリーは食べ物を運ぶ仕事です。清潔感に気を配り、傷んでしまった靴を使い続けないようにしましょう。
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- コンビニ
コンビニのバイトでは、品出し、掃除などで店内を動き回るため、スニーカーがおすすめです。バイトのために新しい靴を購入せず、普段履いているスニーカーでかまいません。
ただし、派手な色やデザイン性のある靴は避け、白か黒などのシンプルな色を選ぶのがコツです。動き回って汚れたり痛んだりする可能性があるため、大事なスニーカーはバイトで履かないほうがよいでしょう。
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- 軽作業
軽作業の仕事は、職場によって選ぶ靴が異なります。工事現場などではつま先を保護し、滑り止めを備える安全靴を履きましょう。倉庫ではスニーカー、スリッポンを愛用する人が多いようですが、バイトが始まる前に確認が必要です。
引っ越しバイトでは、荷物の運搬で何度も靴を脱ぐため、紐なしのスニーカーが適しています。ゴム紐などを利用し、脱ぎ履きしやすいように工夫するのもおすすめです。
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- アパレル
アパレルのバイトでは、バイト先で販売している靴を履くことが多いでしょう。ヒールが高い靴を履くことがあるため、疲れないような工夫が必要です。バイト先の靴のなかでも、クッション性に優れたものを選んだり、インソールを使ったりすると、疲れにくく長時間の立ち仕事にも対応しやすくなります。
靴の形が自分の足に合っているかどうかも大切です。靴擦れなどが起こらないよう注意を払って選んでください。
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- ホテル・結婚式場
ホテルや結婚式場のバイトでは、女性の場合、フォーマルな黒のパンプスを指定されることが多いでしょう。一般的にヒールの高さは3~5cm程度、ストラップやリボンなどの装飾のないものが望ましいとされています。
男性の場合、フォーマルに対応した、黒のビジネスシューズを指定されることがほとんどです。紐のあるものでもよいかどうかは、勤務開始時に確認しましょう。
また、サービススタッフは飲食物の配膳で動き回るため、特に歩きやすいものを選ぶことが大切です。
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- バイトで履く靴は、業種と仕事内容によって適したものがあります。バイトの性質やTPO、仕事内容を理解し、自分ができるだけ疲れない靴を選ぶとよいでしょう。勤務先から指定がある場合はそれに従い、先輩の従業員や上司の靴を参考にするのもおすすめです。
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