GLTD (団体長期障害所得補償保険)とは?運送会社で導入している企業や特徴も紹介!

記事公開日: 2025.09.12           最終更新日: 2025.10.16

  • 物流業界で働くみなさん!
    この業界で働く従業員の方々は、こんな心配を抱えています。


  • ・事故やケガで長期離脱したら、収入はどうなる?
    ・支店長や上司との人間関係で逃げ場がない…
    ・体力・メンタルの限界で休みたいけど不安…
    ・家族を養うプレッシャー、もし収入が途絶えてしまったら?


  • 「体調面や精神面の不調で万が一、働けなくなったら」と考えたことは誰にでもあるものです。
    この仕事をしていると、誰しもがこういったリスクに直面しうる可能性があります。

    そんなリスクに最適な保険があるって、知ってましたか?
    「GLTD(団体長期障害所得補償保険)」という保険で、予防策を打つことができます。

    この記事では、GLTDの概要や特徴だけでなく、導入のメリット導入事例について解説します。
    GLTDを初めて耳にする「物流系のお仕事をされている方」や「運送会社の経営・人事に関わっている方々」は必見の内容です。



GLTD制度があれば、働けなくなっても安心!とても頼もしい福利厚生


  • 「GLTD(ジーエルティーディー)」は「団体長期障害所得補償保険」という制度の略で、 病気やケガで長期間、仕事ができなくなったときに収入の一部を補ってくれる保険です。

    この保険は、会社が従業員全員の分をまとめて契約するため、 個人で入る保険より保険料が安くなるというメリットがあります。

    会社の福利厚生(従業員を支える制度)のひとつとして取り入れられることが多く、従業員とその家族の暮らしを守る、とても心強い仕組みです。


LTD制度の特徴①.病気・怪我のどちらも補償の対象になる

  • GLTD制度は、病気だけでなく事故やケガで長く働けなくなった場合も、収入をサポートしてくれる保険です。

    たとえば、がんや心臓の病気などで長い休みが必要になったときや、交通事故で仕事に戻れなくなったときでも、毎月のお給料の一部が保険から支払われます。

    このように、病気でもケガでも幅広く助けてくれるので、自分や家族が「もしもの時」に生活に困る心配を減らすことができます。


GLTD制度の特徴②.傷病手当よりも支給される期間が圧倒的に長い

  • GLTD制度は、健康保険よりも長い期間、安定した金額を支給してくれる保険です。
    通常、健康保険では「傷病手当金」というお金が支給されますが、これは最長18か月までしか受け取れません。

    一方で、GLTDなら数年から定年までなど、会社が契約のときに決めた期間に合わせて、ずっと補償が続きます。
    もし時間のかかる治療やリハビリが必要になった場合でも、生活を守りながら、治療・回復に集中できるのが大きな魅力です。


GLTD制度の特徴③.会社がまとめて契約するので保険料が安い

  • GLTD制度は、会社がまとめて契約する保険です。
    そのため、従業員が自分だけで入る保険よりも、保険料(毎月払うお金)が安くなります。

    保険料の支払い方は、会社によって次の2つのパターンがあります。


  • ・会社が全額払う場合
    ・会社と従業員が分けて払う場合


  • どちらにするかは、会社の制度やルールに合わせて決められます。

    この仕組みのおかげで、従業員は保険料の負担をあまり感じずに、自分と家族の身を守ってくれる保険に入ることができます。


ドライバーを守ることは離職防止・採用力強化に繋がる

  • 近ごろ、物流業界では「2024年問題」と呼ばれる働き方のルール変更の影響で、ドライバーの労働環境を良くすることや人材を確保することが、これまで以上に大切な課題になっています。

    長時間労働を減らしたり、人手不足に対応したりする中で、ドライバー一人ひとりが安心して長く働ける環境をつくることは、会社の未来を守ることにも繋がります。

    ドライバーを大切にし、その安全や生活を守ることは、単なる福利厚生や待遇改善にとどまりません。
    これは会社にとって将来への投資であり、長く信頼される運送会社をつくる土台となります。

    会社にとってはGLTDを導入することで、お金の負担は増えますが、次のような大きなメリットがあります。


  • ・従業員の離職を防げる
    ・採用力を強化できる
    ・従業員や社会から信頼される


GLTD導入のメリット①. 従業員の離職を防げる

  • GLTD制度は、病気やケガで長く働けなくなったときに、収入をサポートしてくれる仕組みです。

    この制度があることで、従業員は「もし働けなくなっても生活が守られる」と安心し、仕事を続けられます。
    その結果、会社への「信頼」や「思い入れ」も高まり、辞めたいと思う人が減ります。

    今は人手不足が大きな問題になっているため、今いる従業員の離職を防ぐことは、会社が長く続くためにとても大切です。


GLTD導入のメリット②.採用力を強化できる

  • GLTD制度は、会社が従業員の生活を守るために用意する福利厚生のひとつです。

    物流業界で働くドライバーなどは、体力を使う場面が多く、体を痛めたり職業病になったりするリスクが高いと言われています。
    仕事を探している人にとって、「安心して長く働ける会社かどうか」は、会社を選ぶときの大きなポイントです。

    そのため、GLTDを導入すれば、他社との差別化ができ、強みにもなります。
    また、GLTDがあることで、「この会社ならずっと安心して働ける」と感じてもらえ、若い人からベテランまで幅広い世代へのアピールに繋がります。


GLTD導入のメリット③.従業員や社会から信頼される

  • GLTD制度を導入することは、会社が「従業員を大切にしている」という姿勢を社内外に示すことに繋がります。

    従業員から見れば、会社が「自分たちの生活や将来をしっかり考えてくれている」と感じられるため、会社への信頼や安心感が高まります。

    さらに、こうした取り組みは社外からも評価されやすく、取引先や新しく働きたい人、地域の人々にも「従業員を大切にしている安心できる会社」という良い印象を持たれます。

    その結果、従業員からも社会からも信頼される会社に近づけます。


すでに一部の運送会社ではGLTDを導入しています


  • GLTD制度は、すでに一部の運送会社ですでに導入されています。


  • ● フジトランスポート株式会社

    奈良県に本社を置く『フジトランスポート』では、従業員が安心して長く働ける職場環境づくりを目的に、2023年10月1日より長期障害所得補償制度(GLTD)を導入。

    健康保険の傷病手当の支給がなくなっても、収入減少分の20%が最長、定年65歳まで支給されます。

    従業員に万が一のことがあって、長期間働けなくなっても、生活の支えとなるような支援体制を整えています。


  • その他にも、「幸運ホールディングス株式会社 」でも導入されています。


GLTDを導入している企業一覧はこちら

  • ドライバー求人専門サイト「ドライバーズシフトワークス」では、GLTDを導入している企業の求人を特集にしています。

    GLTDを導入している企業への転職を検討している人は、ぜひご覧ください。

    GLTD導入企業の一覧はこちら。



GLTDで安心して働ける運送会社を目指しませんか?

  • 「2024年問題」の影響で、物流業界では「人材を集めて、長く働いてもらうこと」がこれまで以上に課題となっています。

    GLTD制度は、病気やケガで働けなくなったときに、従業員の収入の一部を補ってくれる保険です。
    従業員を助けるだけでなく、「離職防止」・「採用力の強化」・「企業イメージの向上」といった多くのメリットを企業にもたらします。

    すでに一部の運送会社では導入されており、従業員が「安心して長く働ける環境づくり」に取り組んでいます。
    これからの時代、「従業員を守ることは会社の未来を守ること」に繋がります。

    GLTD制度を取り入れ、安心と信頼のある運送会社を目指してみませんか?
    GLTD制度の詳しい内容は、各保険会社の公式ホームページよりチェックしてみてください。




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