バイトに受からない原因は履歴書?それとも面接?|受かるためのポイントも解説

  • バイトに応募しても、選考に何度も落ちているという人は意外と多くいます。しかしそういう場合、受からない理由が分からないと悩んでしまう場合もあるのではないでしょうか。

    本記事では、バイトに受からない主な原因について解説しています。受かるための対処法や意識したいポイントなども解説していますので、ぜひ参考にしてください。


バイトに受からない主な原因とは


  • バイトに受からない原因は人によって異なりますが、主に以下のケースが考えられます。

    ・そもそも募集条件に合っていない
    ・履歴書に不備がある(誤字脱字など)
    ・面接時の身だしなみや受け答えに問題がある
    ・面接時の全体的な印象が悪い

    このような原因がある場合、バイトに受かるためには問題を解消する必要があります。まずは、具体的にどのような原因があるのか自己分析するところから対策を始めましょう。


バイトに受からない原因が「履歴書」にある場合


  • バイトに受からない原因が履歴書にあるなら、面接も受けられず選考に落ちてしまいます。そのような状況を避けるには、ポイントを意識して履歴書を用意しなければなりません。

    ここでは、バイトに受からない理由が履歴書にある場合について、具体的な原因を解説します。


  • 1. 誤字脱字や空欄が多い
    履歴書に誤字脱字や言葉の間違いが多いと、基本的な学力がないとみなされる恐れがあります。また、漢字や言い回しを調べずに記載したと判断されたり、確認不足とみなされたりする可能性もあるでしょう。

    さらに、必要項目に空欄があれば書類不備となる可能性もあり、書類選考の時点で落とされる原因になり得ます。


  • 2. 全体的に履歴書が汚れている
    履歴書全体の汚れが目立つ場合も、履歴書の段階でバイトに落ちる可能性があります。そもそもシミがあったり、シワが目立っていたりする履歴書を提出するということは、応募先に対して失礼にあたります。

    受け取った応募先は、履歴書を見て「この人はだらしない」という印象を抱く可能性が高く、選考に受かりにくくなります。


  • 3. 履歴書に証明写真を貼っていない
    基本的に、履歴書には証明写真が必要ですが、添付し忘れてしまうケースはよくあるでしょう。しかし、バイト先によっては履歴書に証明写真が貼られていないと不備とみなされる場合もあるため注意が必要です。

    履歴書を提出する際は、あらためて証明写真を貼り付けているかよく確認しましょう。


  • 4. 証明写真の表情が硬い
    証明写真は、履歴書の第一印象を決める重要な情報です。証明写真の表情が硬かったり、真顔で怖いイメージがあったりすると、ネガティブな印象を与えるかもしれません。

    上記の場合、一緒に働きたいと思われない可能性もあるため、履歴書に貼り付ける証明写真は、少し微笑んで明るい印象を出すよう心がけましょう。


  • 5. 字が汚すぎる
    履歴書の字があまりにも汚い場合も、書類選考で落ちる原因になります。

    最近では、履歴書をパソコンで作成しても構わないとする企業も増えていますが、手書きの履歴書から人となりをイメージできると感じている人事担当者は少なくありません。そのため、履歴書を手書きで作成する場合は、可能な限りきれいに書くことが大切です。


バイトに受からない原因が「面接」にある場合


  • 人によっては、バイトに受からない原因が面接にある可能性もあります。

    面接では履歴書よりもその人のパーソナリティが伝わりやすく、採用の可否を大きく左右する場合が多くあります。ここでは、具体的にどのような原因があるか解説します。


  • 1. 遅刻する
    面接に遅刻した場合、それだけで採用後の勤務時間にも遅れるのではないかと不安材料になってしまいます。自己管理能力が低いとみなされるため、面接には遅刻しないよう注意しましょう。

    面接当日は、5~10分前に到着している状態が理想です。やむを得ない事情によりどうしても遅刻しそうなときは、分かった時点ですぐに連絡を入れてください。


  • 2. ふさわしくない服装
    バイトの面接において、個性的な服装は選考に落とされる可能性が高くなります。

    面接にふさわしい服装の定義は業種や企業によっても異なりますが、基本的にはカジュアルすぎる服装や派手な服装は避けたほうが無難です。清潔感を大切にし、社会人らしい服装や身だしなみを心がけるとよいでしょう。


  • 3. 態度または言葉遣いが悪い
    面接では、態度や言葉遣いも重要です。仲の良い友人と話すようなフランクな言葉遣いでは、印象が悪くなります。たとえ他の部分で評価が高くても、態度や言葉遣いが悪ければ落とされる可能性が一気に高まってしまいます。

    難しい敬語や言葉を無理に使う必要はないですが、少なくとも相手に対する敬意や思いやりが伝わる丁寧な話し方を意識しましょう。


  • 4. 質問に沿った回答ができない
    面接官の質問に沿った回答ができていない場合、コミュニケーション能力に問題があると判断され、落とされる恐れがあります。

    面接では質問の意図を理解し、聞かれていることに適確に答えましょう。ただし、実際は緊張により焦って的はずれな回答をしてしまう人も多く見られます。そのため事前にシミュレーションや練習をしておくと、本番で余裕をもって話せます。


  • 5. 入れるシフトが少ない、または土日に出勤できない
    応募先が求めているシフトに入れないことが面接で発覚した際も、落とされる可能性が高くなります。バイトの場合、シフトに入れる日が多い人や土日に勤務できる人は重宝される傾向があります。

    そのため、なるべくシフトの融通が利くとアピールすることが大切です。たとえば「土曜日の勤務は難しいのですが、日曜日は必ず勤務できる」といった回答をしましょう。



  • 6. 志望動機が不純または不十分
    志望動機が不純または不十分だと、選考で落ちる可能性が高まる場合があります。

    たとえば「業務が簡単そうだから」という志望動機は単純すぎるため、不純だと捉えられます。また「なんとなく応募した」と答えれば、志望動機が不十分だという印象を与えるでしょう。

    さらに「時給が高いから」という理由も、印象がよくありません。志望動機は、応募先が求めている内容を自分の言葉に置き換えて話す必要があります。


電話やメールなどほかに原因がある場合も


  • 履歴書や面接でなく、ほかの部分に原因があるせいでバイトに受からないケースもあります。選考の過程では電話やメールで応募先と接点をもつ場合もあるため、マナーには注意が必要です。

    ここでは、バイトに受からない原因のうち、履歴書や面接以外の原因について解説します。


  • 1. 忙しい時間帯に電話をかけた
    応募先の業務が忙しそうな時間帯に電話をかけてしまった場合、自己中心的で自分勝手な人だという印象を与える可能性があります。

    応募先に電話する際は、忙しい時間帯をあらかじめ把握しておきましょう。特に、朝のミーティングの時間やランチタイムは避けて電話すべきです。


  • 2. 電話やメールでフランクな言葉を使った
    電話やメールにおいても、言葉遣いは重要です。たとえば「しちゃいますね」「やばいですね」のようにフランクな言葉を使った場合、履歴書や面接で問題がなくても選考で落とされる可能性が高くなります。

    また、メールでは、絵文字や顔文字も使用しないよう注意しましょう。電話やメールでの第一印象はその後のイメージにもつながるため、特に丁寧な対応を心がけてください。


  • 3. 何を伝えたいのかよく分からない
    緊張して焦ると話がまとまらず、伝えたいことがうまく相手に伝わらないケースもあります。

    応募先に電話で伝えたいことや聞きたいことがある場合は事前にメモを作り、要点を押さえて話しましょう。また、メールを送る際も、伝えたいことをなるべく簡潔にまとめて記載することが大切です。


バイトの履歴書で落ちる場合に気をつけるポイント


  • バイトに落ちる原因が履歴書にある場合、どういう風に気をつけたらよいのでしょうか。以下で具体的なポイントを解説します。


  • 1. 履歴書に不備がないようにする
    バイトに応募する際は、不備がある履歴書を提出しないよう細かくチェックしましょう。

    履歴書が完成したら、誤字脱字や空欄がないかチェックするだけでなく、用紙が汚れていないかも確認してください。履歴書は面接まで進むための重要な書類のため、送付するまで丁寧に扱いましょう。


  • 2. 証明写真はまじめな表情を意識する
    先述したとおり、証明写真によって第一印象が決まるといっても過言ではありません。

    誠実さをアピールできるよう、だらしない印象を与えないようまじめな表情を意識し、仕事を任せても問題ないという安心感を与える証明写真を用意しましょう。


バイトの面接で落ちる場合に気をつけるポイント


  • 面接に原因があってバイトに落ちてしまう場合は、どういう風に気をつけたらよいのでしょうか。具体的なポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてください。


  • 1. 面接時間をしっかりと守る
    面接の際は、必ず時間を守って応募先へ訪問しましょう。遅刻した場合、相当な理由がない限り選考で落とされてしまいます。

    面接当日は余裕をもって応募先へ向かい、早めの到着を目指しましょう。先述したとおり、5~10分前には到着しているのが鉄則です。


  • 2. 挨拶と丁寧な言葉遣いを忘れない
    面接では、丁寧な挨拶と丁寧な言葉遣いが大切です。正しい敬語を使って丁寧に話すと、応募先の仕事に対する熱意も伝わりやすくなります。

    なかでも挨拶は面接の第一印象を決めるため、特に重要です。「失礼いたします」や「よろしくお願いいたします」といった挨拶が面接官によく聞こえるよう、はっきりと伝えましょう。


  • 3. 明るい表情ではっきりと話す
    採用担当者の多くは、できるだけ明るい人を採用したいと考えています。そのため、面接で暗い印象を与えると、落とされる可能性が高くなります。

    もごもごとした話し方は聞き取りにくいうえに暗く見えるため、できるだけ避けましょう。明るい表情ではっきりと話すようにすると、バイトの選考に受かりやすくなります。


まとめ


  • バイトに受からない場合、履歴書や面接に何らかの原因がある可能性があります。場合によっては、電話やメールで応募先へ連絡する際に印象が悪くなっているケースもあります。バイトになかなか受からないときは自分自身の言動を振り返り、何か問題はないか確認しましょう。

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