アルバイトをしたくないときの対処法とは?アルバイトをしないメリット、デメリットも解説
- アルバイトをしている学生は80%を超えるとも言われていますが、なかにはアルバイトをしたくないと考えている人も少なくありません。
この記事では、アルバイトをしたくないと思っている学生に向けて、アルバイトをしないメリット・デメリットや、アルバイトをしたくない際の対処法について解説します。ぜひ参考にしてください。
- そもそも、一部の学生はなぜアルバイトをしたくないと考えるのでしょうか。主な4つの理由を見ていきます。
- アルバイトをする時間がないため
学業が忙しくて、アルバイトをする時間がないというのが理由の1つです。例えば実験や課題が多い理系の学生のように、学業に相当の時間を割く必要がある場合は、アルバイトに割ける時間が残っていません。
そのほか、部活やサークル、ゼミに忙しいなどの理由でアルバイトの時間が取れないケースも挙げられます。
- 金銭に困っていないため
2つ目の理由は、お金に余裕があって金銭的に困っていないケースです。例えば、実家から通っている学生は、実家から離れて生活している学生ほど生活費がかからず、アルバイトをしなくても生活できる場合がほとんどです。
あるいは、実家から離れていても十分な仕送りや小遣いがあるので金銭的に余裕があり、アルバイトをする必要がない、というケースも見られます。
- 働きたくないため
3つ目は、そもそも働きたくないという理由です。例えば、人間関係など精神的に嫌な経験をした場合は、働くこと自体が嫌になり、「また同じ目に遭いたくないから」という理由でアルバイトから遠ざかってしまう場合があります。
- 希望に合う条件のアルバイトが見つからないため
4つ目は、自分の希望に合った条件のアルバイトが見つからないという理由です。
「週日の夜18時以降」「土日のみ」「通学路の途中で寄れる場所」など、アルバイトをする際はまず希望の条件に合う求人を探しますが、タイミングや地域によっては、条件に合うアルバイトがなかなか見つからないかもしれません。あるいは、やりたい・経験してみたい仕事の求人が出ていない可能性もあります。
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- 学生がアルバイトをしないことで得られるメリットもあります。主な3つのメリットを見てみましょう。
- 学業に専念できる
アルバイトをすると決まったスケジュールで動かなければならないので、時間的に拘束されてしまいますが、アルバイトを入れなければ授業にも支障が出にくく、帰宅後にも自習時間を作れます。
そもそも学業は学生の本分なので、勉強に打ち込むのは大切です。学業をしながら、ゼミやサークルにも十分に時間を割くことができます。
- 自由時間が増える
アルバイトに費やす時間を自由時間に充てられるのも大きなメリットです。アルバイトに時間を取られる分、どうしても友人や家族と過ごす時間、趣味や遊びに割ける時間は減ってしまいます。アルバイトをしなければ、好きなように時間を過ごせるので、それだけプライベートが充実します。
- 気持ちに余裕が持てる
アルバイトをすると、時間に拘束されて学業やプライベートに割く時間が減ったり、仕事の人間関係での悩み事が出てきたりと、少なからず精神面でのストレスになりがちです。
仕事によっては夜遅くや朝方まで働くケースもあり、身体的にも負担がかかるかもしれません。アルバイトをしなければ、働くことが原因で起こりがちなストレスを感じないため、気持ちに余裕が持てるでしょう。
- 対して、アルバイトをしないことで発生する3つのデメリットについて、詳しく解説します。
- 人と出会う機会が減る
アルバイトをしないと、学外の人と出会うチャンスが減るので、どうしても学校内での人間関係が中心になりがちです。例えば、将来好きなことや趣味を活かせる仕事に就きたいと思っている人にとって、アルバイトをしないことで人脈の構築がしにくくなってしまうでしょう。
アルバイトをすれば、学校とは違う友人や知人のつながりが作れます。そのなかで、新しい発見をしたり、仲良くなったりする人との出会いもあるかもしれません。
- 自由に使えるお金が減る
アルバイトをしなければ収入が得られず、食費や交遊費などの自由に使えるお金が減ることになります。自由に使えるお金が少ないと、趣味や友人との付き合いに使えるお金も減り、生活の幅が狭くなりがちです。
- スキルを身に付ける機会が減る
アルバイトは、学生生活では身に付きにくいスキルを学べる場です。アルバイトをしていないと、言葉遣いや時間管理能力など、最低限のビジネスマナーを身に付ける機会を失ってしまいます。
例えば、レストランのホールであれば、接客を通じてお辞儀の仕方や、丁寧な言葉遣いが身に付きます。スーパーのレジ打ちであれば、短期間で可能な限り多くのお客さんの支払いを処理できるよう、時間を意識しながら正確に作業する癖が身に付きます。このように、アルバイトで培ったスキルは、将来社会人になっても何らかの形で活かされるでしょう。
- どうしてもアルバイトをしたくない場合は気持ちが沈みがちです。そのような場合に役立つ3つの対処法を解説します。
- いつもより早く家を出る
アルバイトに行きたくない、仕事が億劫などと考え始めると、重い腰がさらに重くなり、余計に行きたくないと感じてしまうでしょう。
そのような場合は、いつもより早めの時間に家を出てみてください。カフェで時間を過ごしたり、早めに入って職場の人と会話したりするのがおすすめです。悩んでいるよりも動くことで、気持ちが切り替えられるでしょう。
- アルバイト終わりのご褒美を準備する
アルバイト終わりに、日々頑張っている自分へのご褒美を用意することで、モチベーションを維持しやすくなります。
例えば、友人とお気に入りのカフェで時間を過ごしたり、普段はめったに買わないケーキを食べたりするなど、自分へのご褒美を用意することで、それを励みに仕事に打ち込めるものです。
ご褒美があれば、給料日以外にも楽しみができてバイトに行く気力にもつながり、心機一転できるでしょう。
- 無理せず休む
どうしてもアルバイトに行きたくない日や気分が優れないときは、無理せず休むのも1つの方法です。無理をして出勤したとしても、余計に調子が悪くなる可能性があるためです。
休む場合は無断欠勤をせず、体調不良であることをアルバイト先の担当者に連絡するようにしましょう。
- 志望企業の面接官によっては、アルバイトの経験を社会への適応能力と結び付けて考える場合があるため、アルバイト経験が全くない場合は、選考過程で不利になる可能性があります。
逆に、アルバイトをしない理由を自分なりの考えで説明し、アピールにつなげる方法もあります。アルバイト経験がなくても、学業やサークル、インターンなど、ほかの経験を通じて頑張ったことや成し遂げたことを説明できれば問題ありません。
- アルバイトをする必要があるかどうかを検討する際に、押さえておくべきポイントを解説します。
- アルバイトよりも優先すべきことがあるか
学業やサークル、ゼミ、趣味など、やりたいことが明確な人は、優先したいことに時間を費やしたほうが、一度しかない学生生活をより有意義に送れます。
やりたいこと、やるべきことの優先順位を考えて、時間的余裕があればアルバイトを入れるようにしましょう。反対に、余裕がなければ無理をしてバイトをするのを避けたほうが得策です。
- 将来の働き方から考える
志望の業界や業種、職種、企業などを絞っている場合は、それらとの関係性が高いアルバイトをすれば、将来に役立つ業務経験や、スキルの習得が期待できます。
どのような仕事が自分に向いているのかわからず迷っている場合でも、アルバイトを通じて、将来の働き方を考えるヒントを得られるでしょう。
- 最後に、アルバイトをする必要があるのかを判断する上で役立つポイントをお伝えします。
- 現在のお金の状況を見直す
現在のお金の状況を見直し、足りない場合はアルバイトをする必要があります。どうしてもアルバイトがしたくない場合、外食や飲み会の数を減らしたり、スマートフォンを格安simにしたりするなど、節約を検討しましょう。
現金が必要な場合は、フリマアプリで不用品を売ったり、スキマ時間にできる副業で収入を得たりするなどの方法もあります。
- 親からの仕送りや小遣いを検討する
たいていの学生は実家からの仕送りや小遣いで生活費を賄っていますが、どうしても足りなければ増額してもらえないか相談する必要があります。
在学中ずっともらい続けるのが難しい場合は、例えば3か月だけ、1年だけなど、期間を限定して支援してもらえないか相談してみましょう。
- 学生のなかには、学業や趣味、サークルなどに力を入れたかったり、金銭的に余裕があったりするなどの理由で、アルバイトをしない人がいます。アルバイトをしなければ就活で社会経験が少ないなどマイナスイメージにつながる可能性もありますが、あえてアルバイトをしない理由をアピールポイントにするのも1つの方法です。
そして、金銭的事情などでアルバイトをする必要があるものの、なかなか希望に合った条件の求人が見つからない場合は、シフトワークスがおすすめです。時間帯やシフトなどから検索できるほか、週払いや日払い、即日払いのアルバイトの求人も探せるので、自分に合ったアルバイトが見つかりやすいでしょう。
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