アルバイトを応募したのに連絡がこない理由|問い合わせ方法や注意点を詳しく解説

  • アルバイトに応募したのに会社から連絡がこない、というケースは珍しくありません。応募者としては、「せめて連絡ぐらいは」と思うでしょうし、不安も感じるでしょう。

    本記事では、アルバイト応募後に連絡がない理由や、応募者がやるべきこと、問い合わせる場合の注意点を解説します。電話やメールで問い合わせるときの例文も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


バイトに応募したが連絡がこない理由


  • 連絡がこないからといって、「選考に落ちた」と結論づけるのは早計です。まずは、どういったときに応募した会社から連絡がこないのか、具体的な理由を見ていきましょう。


  • 担当者が応募の対応に追いついていない
    応募した会社側の担当者が忙しく、連絡が遅れている可能性があります。たとえば、応募数が多い人気のアルバイトは、連絡がくるまでに日数がかかるものです。

    とくに、少ない担当者で業務を行っている場合は、応募者への個別対応が滞ったり、間に合わなかったりすることも考えられます。新規開店に伴うオープニングスタッフなど、多数の応募が想定されるときは、一定期間連絡を待ちましょう。


  • 担当者が応募に気づいていない
    応募の通知が見逃されており、担当者が気づかず連絡がきていない場合もあります。リマインドを送るべきか悩むところですが、明確な期日が提示されていないなら、10日程度待つのがおすすめです。10日程度待つべき理由については、後ほど詳しく解説します。


  • 応募期間がすでに終了していた
    期間が終了した求人に応募した場合は、連絡がこないことがあります。古い求人情報がサイトに掲載されたままになっていることは珍しくないので、応募前に対象期間を確認しましょう。また、募集を締め切っている求人は、担当者が応募をチェックしていない可能性も考えられます。

    応募期間がすでに終了しており、メールで問い合わせても返信がないときは、気持ちを切り替えてほかの応募先を探すのが賢明です。


  • 書類選考の通過者のみ連絡がある募集要項だった
    応募先によっては、内容や条件が基準に達する人にのみ連絡をするケースがあります。基本的には、通過者のみに連絡することが募集要項などに記載されているため、再度読み返すことで会社の方針がわかります。

    ただし、募集要項に「合格者のみに連絡する」と記載がない場合でも、応募数が多かったり、十分なスケジュールが確保できなかったりした場合は、合格者のみに連絡することもあるようです。


  • 自分への連絡先が間違っている
    連絡先を間違えて書いている場合は、会社側からアクションを取ることができません。応募する際、電話番号やメールアドレスの記載には注意を払ってください。

    インターネットからの応募であれば、自分の応募履歴から記載した連絡先を確認できることがあります。連絡先が間違っていることがわかったら、できるだけ早く訂正の連絡を入れて、今後の対応の指示を仰ぎましょう。


バイトの応募先から連絡がこない場合にやるべきこと


  • バイトの応募先から連絡がこないからといって、原因が相手にあるとは限りません。問い合わせ後に、自分に原因があったことがわかると、印象が悪くなってしまいます。連絡がこないときは、まず自分の見落としやミスがないかを確認しましょう。


  • 連絡の約束期日を再確認
    バイトの募集要項に連絡日が記載されているかを確認します。期日が明記されている場合は、その日まで待ちましょう。期日ではなく、「合格者のみに連絡」と記載されているケースもあります。募集要項を確認することで、連絡を待つべき期限や条件が明確になります。


  • 迷惑メールに入っていないかを確認
    期日を過ぎても連絡がないときは、会社に問い合わせる前に受信ボックスを改めて確認します。迷惑メールボックスに入っていたり、ほかのフォルダーに振り分けられたりすることもあるため、隅々までチェックしましょう。

    もし応募先からの連絡を見落としていた場合は、早急に担当者に連絡を入れて、事情を話して謝罪します。相手が指定した期日を過ぎていても、連絡を入れることが大切です。


  • 受信拒否・着信拒否を設定の確認
    インターネットから応募した場合は、指定したドメイン以外を受信拒否する設定となっていないかを確認します。電話の場合は、非通知着信拒否や登録番号以外着信拒否になっていると、応募先からの連絡を受けることができません。

    拒否設定により連絡を受けられなかった可能性があるときは、早急に連絡を入れて、非礼をお詫びしたうえで事情を説明してください。


  • 連絡先が正確かを確認
    履歴書のコピーや応募フォームのスクリーンショットがあれば、連絡先に間違いがないかを再確認できます。間違いに気づいたら、担当者へ連絡しましょう。自己判断で履歴書や応募フォームを再送してしまうと、相手の負担が増えてしまう可能性があるため、必ず相談したうえで適切な対応を取ってください。


バイトの応募先や担当者へ問い合わせる場合の注意点


  • 自分に原因が見当たらず、期日を過ぎても応募先からのアクションがない場合は、問い合わせを行います。ここからは、バイトの応募先や担当者へ問い合わせる際の注意点と、知っておきたいビジネスマナーを紹介します。


  • 電話で問い合わせる場合の注意点
    電話をかける前に、募集要項から会社の電話番号と担当者を確認します。基本的には、会社の代表番号などにつながるため、担当者につないでもらいましょう。

    担当者へは、自分の氏名を名乗り、どの求人にいつどのような方法で応募したかを伝えます。選考状況を尋ねて状況が判明したら、自分のために時間を取ってくれたことに対してお礼を述べて電話を切ります。

    ここで注意したいのは、電話をかける時間帯です。忙しい時間帯を避けて電話をかけると、スムーズに問い合わせができ、応募先の負担にもなりません。営業時間内にかけることや、お昼休みの12時〜13時は外すことを意識すると、「せっかく電話をかけたのに担当者が不在で問い合わせできなかった」といった事態を防げます。

    もし選考に通過していた場合は、問い合わせのタイミングで面接の日時を指定されることもあるため、スケジュール帳や筆記用具を用意しておくと安心です。


  • メールで問い合わせる場合の注意点
    メールを作成する前に、募集要項から会社のメールアドレスと担当者を確認します。応募先にメールで問い合わせをする場合は、失礼のない形式・文面になっているのかチェックしてください。一見すると、電話より手軽な問い合わせ方法に思えますが、メールにはさまざまなビジネスマナーが存在します。

    たとえば、宛名は「ご担当者様」だけでなく、「会社名」「部署名」「氏名」「様」を書くのが基本です。また、(株)と省略せず、「株式会社」と書くことで、より丁寧な印象を与えます。メールを送る時間にも配慮し、時間外や深夜、早朝は避けるようにしましょう。


バイトの応募先へ問い合わせる場合の例文


  • ここでは、バイトの応募先へ問い合わせる場合の例文を紹介します。あくまで一例となるので、カスタマイズして活用してみてください。


  • 電話で問い合わせる場合の例文



  • 電話で問い合わせる際は、相手の状況を考慮し、なるべく短時間で済むよう、端的に要件を伝えるようにしましょう。


  • メールで問い合わせるときの例文


  • 件名:
    アルバイトの選考状況に関して

    本文:
    株式会社○○○○
    ○○部
    ○○様(不明の場合は、採用ご担当者様)

    お世話になっております。
    ○月○日に、貴社の応募フォームからアルバイトに応募させていただいた○○と申します。

    お忙しいなか大変恐縮ですが、現在の選考状況をお伺いしたく、ご連絡差し上げました。
    お時間があるときに、ご確認いただければ幸いです。

    本メールと行き違いでご連絡を頂いている場合は、ご容赦くださいませ。
    お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願いいたします。

    ○○(自分の氏名)
    090-○○○○-○○○○(電話番号)
    ○○@○○.com(メールアドレス)


  • メールで問い合わせる際は、適度に改行を入れて本文を見やすくすると、担当者に要件が伝わりやすくなります。


連絡がくるまで10日は待つ方が得策


  • 約束の期日がない場合でも、応募してから10日間は連絡がくるのを待ちましょう。連絡がないからといって、電話やメールで問い合わせるのは、せっかちというイメージを与えてしまうため得策ではありません。

    10日以上アクションがなければ、こちらから連絡を取っても担当者の理解を得られる可能性が高くなります。同様に、募集要項に明記されている期日を過ぎても連絡がないときは、問い合わせをしても支障はありません。問い合わせの際、相手から「待たせて申し訳ない」というような言葉が返ってくるかもしれませんが、採用後の円滑な人間関係を築く意味でも、必要以上に責めることのないよう注意してください。


まとめ


  • 応募先から連絡がこないときは、まず自分に原因がないかを確認しましょう。会社に問い合わせを行うときも、礼儀正しく丁寧な態度を心がけることで、選考でプラスにはたらく可能性もあります。

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