大学生のアルバイトでも一人暮らしはできる?アルバイトの選び方や注意点を解説!
- 大学生が一人暮らしする際、アルバイトの収入のみで生計を立てるという場合も多いでしょう。この記事では、収入がアルバイトのみという場合における一人暮らしについて解説します。
アルバイトの収入だけで一人暮らしをする際の注意点や、一人暮らしをする際のアルバイトの選び方についても解説するため、参考にしてください。
- 賃貸物件は、申し込みすれば誰でも契約できる訳ではありません。契約するには、一定の審査に通る必要があります。審査で確認されやすい項目は、以下のとおりです。
・家賃の支払い能力の有無や程度
・保証人や保証機関の存在
・適切にやり取りできる常識の有無
収入源がアルバイトのみの場合は、収入が不安定と判断されて契約ができない可能性もあります。毎月の給与明細を見せて収入があることを証明したり、一定の貯金がされている通帳を見せたりするなどの対処法を求められるかもしれません。
- 一人暮らしをするにはさまざまな部分でお金が必要です。ここからは、手取りごとの生活費の例を解説します。
- 手取り12万円の場合
手取り12万円の場合における、生活費の内訳を紹介します。
- 手取り12万円だとしても、通信費を抑えたり、娯楽費をなくしたりすれば一人暮らしは可能です。しかし、基本的に無駄な出費がないよう、生活を切り詰めなければなりません。
- 手取り15万円の場合
手取り15万円における生活費の内訳についても解説します。
- 手取り15万円だとしても、日用品や通信費、娯楽費などを適切に節約できれば、家賃7万円の物件で生活可能です。
- アルバイトの収入だけで一人暮らしをする際は、いくつか注意すべき点があります。以下は、具体的な注意点とそれぞれの詳細です。
- 家賃が安い物件を優先する
家賃の基準は、高くても収入の3分の1程度が限度とされています。家賃が収入の3分の1よりも低く済むなら、他の部分に費用を回しやすくなり、生活に余裕が生まれます。
家賃は、築年数や駅からの距離、部屋の大きさなどの条件で変わります。自身のこだわりや優先したい部分と擦り合わせながら、できるだけ家賃が安い物件を選びましょう。
- 都市部から離れた物件を選ぶ
都市部から遠ざかるほど家賃は安くなる傾向にあります。アクセスにかかる時間や乗り換えの回数などを考慮して、都市部から離れた場所に住むことも選択肢に入れましょう。
また、地方は家賃が低い傾向にあるため、地方に住むこともおすすめです。地方だからといって利便性が低い訳ではなく、自身のライフスタイルと合っていて暮らしやすい可能性も充分あります。
- 節約を意識する
アルバイトの収入で一人暮らしをする場合は、日々の節約を意識しましょう。具体的な節約の方法には、外食ではなく自炊したり、格安スマートフォンを使ったりするなどが挙げられます。
アプリやポイントカードを活用して、出費を抑えるのも大切です。サブスクや各種サービスの利用状況なども見直して、無駄な支出がないかも確認しましょう。
- 一人暮らしをする際に選ぶアルバイトは、いくつか意識するべきポイントがあります。以下は、具体的な選び方とそれぞれの詳細です。
- 時給が良いアルバイトを選ぶ
アルバイト選びにおける重要な要素として、時給が挙げられます。時給が高ければ収入が増やせる他、労働時間を短くしても一定の収入が見込めるためです。
深夜帯など時給が高くなりやすい時間に働けるアルバイトや、シフトを多く入れられる仕事などがおすすめです。1か月生活するのにかかる金額から、必要な収入を把握して、働く時間と時給のバランスを考えて選びましょう。
高収入のアルバイト特集
- 家や学校から近い場所を選ぶ
家や学校など、生活圏から近い場所で働けるかも選ぶ際のポイントになります。アルバイト先まで移動する時間を節約できる他、交通費もかかりづらく出費を抑えやすいからです。
- まかないがあるアルバイトを選ぶ
居酒屋やファミレスなどの飲食系のアルバイトでは、まかないが付いている場合があります。まかないがあれば、食費を抑えられ節約に繋げられます。
また、食事を用意する手間や時間が省けるため、他のことに時間を回しやすくなるのも利点です。
- 一人暮らしの大学生におすすめなアルバイトについて紹介します。具体的な業種については下記のとおりです。
- 塾講師・家庭教師
勉強が得意な人や、教えることが好きな人は、塾講師・家庭教師のアルバイトがおすすめです。
集団で授業をする塾の場合は、複数の生徒に対して授業をします。また、個別指導の塾や家庭教師の場合は、マンツーマンで勉強を教えることになります。
いずれも時給が高い傾向にあり短時間で高収入を狙いやすいため、自分に合った方式を選びましょう。
塾講師のアルバイト特集
- 居酒屋
大学生に人気のあるアルバイトの1つが居酒屋です。居酒屋における働き方は、大きく分けてホールとキッチンの2種類があります。
ホールは、客からの注文や料理の提供といった業務を担当します。キッチンで担当するのは、料理・飲み物の準備や皿洗いといった裏方の業務です。
また、居酒屋は他の飲食店に比べて時給が高い傾向にあります。さらに、割増賃金になる22時~5時の深夜帯にも働きやすいです。まかないが出ることもあり、食費を節約できる可能性もあるなど利点が多くあります。
居酒屋のアルバイト特集
- ホテル
ホテルのアルバイトは時給が高い傾向にあるのに加えて、まかないが付く可能性も高いためおすすめです。また、駅から近い場所も多いため、通勤にかかる手間もかかりません。
フロントや客室清掃、宴会・ブライダル会場など、ホテルのアルバイトにもさまざまな種類があります。そのため、自身に合った働き方を選びましょう。
特に、宴会・ブライダル会場でのアルバイトは、接客技術やテーブルマナーを学べるチャンスでもあります。経験やスキルを身に付けながら働きたい人にもおすすめです。
ホテルのアルバイト特集
- コンビニ
コンビニのアルバイトはシフトの自由が利きやすいため、大学生でも柔軟に働けます。さらに、深夜帯は時給が高いため、少ない労働時間で高い収入が期待できます。業務の幅は広いですが、覚えたり慣れたりすれば簡単にこなせるのも利点です。
コンビニのアルバイト特集
- デリバリー
デリバリーは、客が注文した料理を店舗から受け取って、客の家まで配達する仕事です。働き方は、デリバリー会社に所属する場合と、店舗スタッフになる場合があります。
デリバリーのアルバイトは登録制のものも多くあるため、好きなタイミングで働きやすいことが利点です。単発でも働けるので、他のアルバイトとのWワークもこなしやすいでしょう。
デリバリー・引っ越し・運送のアルバイト特集
- 一人暮らしを始めるには、さまざまな費用がかかります。ここからは、具体的に必要な費用の目安について紹介します。
- 初期費用
物件を契約する場合、初期費用の支払いが必要です。初期費用の内訳とそれぞれの相場は以下のとおりです。
- <敷金>
敷金は、家賃の不払いや、退去時の原状回復が必要な際に使われる費用として支払います。なお、退去時までに不払いがなければ、修繕費用を差し引いた額が退去時に戻ってきます。金額の目安は家賃の1か月分です。
- <礼金>
大家へのお礼として入居時に支払う費用が礼金です。状況に関わらず退去時の返金はなく、金額は家賃の1か月分が目安となります。なお、礼金が不要な物件もあります。
- <仲介手数料>
仲介手数料は、物件の案内や契約手続きをしてくれた不動産会社に支払う費用です。法律で上限が定められており、金額は最大でも家賃1か月分と消費税となっています。一般的には、家賃の0.5~1か月分に消費税を加算した額が目安となります。
- <保証料>
家賃保証会社を利用する際に必要な費用が保証料です。目安は家賃の0.5~1か月分で、返金されることはありません。
- <火災保険料>
火災保険料は、火災によって建物や家財が被害を受けた場合に備えるために支払います。保険料は一律ではなく、補償内容によって変わります。一人暮らしの場合は、年間で7,000~9,000円が目安です。
- 引っ越し費用
引っ越し費用は、依頼内容や時期などによって左右されます。しかし、一人暮らしの場合は3〜10万程度が一般的な相場です。
荷物の量を少なくしたり、引っ越し業者に任せる業務の量を減らしたりすると、費用を節約しやすいです。また、親や知人などに手伝ってもらって自力で引っ越しすれば、業者に支払う費用を0にできます。
- アルバイトの収入だけでも一人暮らしは可能ですが、節約を意識した生活が必要だったり、条件のよいアルバイトを探したりすることが大切です。一人暮らしする際に向いているアルバイトは多岐にわたるため、自身の能力や生活スタイルと合っているものを選びましょう。
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