バイトの合否期日を過ぎた場合はどう対応すべき?遅くなる理由と合わせて解説

  • バイトの面接を受けたものの、採用されるか心配で悩んでいる人は決して少なくありません。この記事では、一般的な合否連絡までの期間や期日を過ぎた際の対応、自分から連絡してよいかなどを解説します。バイトの面接を受けたものの合否連絡がなく、悩んでいる人は参考にしてください。


バイトの合否連絡は一般的にどれくらいで来る?


  • バイトの合否連絡が届くまでの期間は、バイト先によって異なります。早い場合は当日か翌日に、遅くても1週間以内にはリアクションがあることが一般的です。連絡がないと不安になるかもしれませんが、1週間は気長に待ちましょう。

    また、バイト先によっては電話ではなくメールか手紙での連絡になることもあります。手紙で不採用通知とともに履歴書を返送されてくることも珍しくありません。さらに、不採用の場合は連絡しない企業もあります。


バイトの合否期日が過ぎた場合の対応


  • 合否通知の期日が過ぎても何の連絡もなければ、自分から行動を起こしましょう。以下で、具体的な対応を解説します。


  • 1.連絡先が間違っていないか履歴書や応募フォームを見返す
    履歴書や応募フォームを見返し、記載した電話番号やメールアドレスを確認しましょう。間違って記載したため、合否連絡がこない可能性があります。電話番号やメールアドレスが間違えていた場合は、自分から連絡し、間違えていたことを謝罪して正しい連絡先を伝えましょう。なお、履歴書や応募フォームはコピーや写真を撮っておくと、あとで確認できるのでおすすめです。


  • 2.登録していない番号から着信がないか確認する
    電話帳に登録していない番号から着信がないか、確認しましょう。その番号がバイト先からのものである可能性があるためです。バイト先からの電話だった場合は、折り返して電話に出られなかったことを謝罪しましょう。


  • 3.合否連絡のルールを確認する
    合否に関係なく全員に連絡があるのか、合格者にのみ連絡なのかを確認しましょう。また、連絡する期日を伝えられていないか考えることも必要です。面接時に聞き忘れた場合は、1週間後を目途に問い合わせましょう。


合否連絡の期日を過ぎた場合は自分から連絡してもよい?


  • 合否連絡の期日を過ぎたり、面接から1週間を超えたりした場合は、電話やメールで合否の確認をして構いません。ただし、始業直後や多忙な時間帯、終業間際などは電話に出られない可能性があります。負担にならない時間帯を選んで連絡しましょう。時間帯を選べないならメールで連絡するほうが無難です。


バイト先に自分から連絡する際の問い合わせ方


  • バイト先に自分から連絡する際の問い合わせ方を、メールもしくは電話を使う場合を想定して解説します。


  • メールでの問い合わせ方
    面接までメールでやり取りしていたなら、メールで問い合わせましょう。件名の欄には問い合わせの内容と氏名を記載し、本文の最後には自分の連絡先を書きます。例文は以下のとおりです。

    お世話になっております。〇月〇日に面接していただいた〇〇と申します。ご多忙のなかお時間をいただき、ありがとうございました。合否連絡を〇日までにいただけるとの旨でしたが、選考状況はいかがでしょうか。現在の状況をご教示いただけますと幸いです。


  • 電話での問い合わせ方
    電話で問い合わせる場合は、合否の確認ではなく選考状況を聞きましょう。合否連絡の期日を指定されていた場合は、期日を過ぎてから連絡します。電話先が担当者ではなかった場合は、代わっていただきましょう。合格の際は今後の流れを確認し、不合格の際は感謝を伝える挨拶で締めれば問題ありません。電話での伝え方の例を紹介します。

    求人に応募し、〇月〇日に面接していただいた〇〇と申します。お忙しいところ恐縮ですが、合否のご連絡いただいておらずご連絡させていただきました。選考状況はいかがでしょうか。


バイトの合否連絡が遅くなる理由


  • バイトの合否連絡が遅くなる理由はさまざまです。ここでは、考えられる理由について解説します。


  • 1.伝えた電話番号が間違っていた
    バイトへ応募した際に記載した電話番号やメールアドレスに誤りがあり、担当者が連絡を試みてもできていないことはありえます。履歴書や応募フォームに記載した電話番号やメールアドレスに、誤りの可能性がある場合は確認しましょう。Web上からの応募なら、履歴が残っていることもあるのでチェックすると良いでしょう。


  • 2.メールで連絡が来ている
    電話で連絡が来ると思っていたものの、実はメールで連絡が来ていたことも考えられます。特に、Web上からの応募はメールでの合否連絡が多いため注意が必要です。メールが来ていても気付いていない可能性もあります。特に、それまでの連絡や日程調整を電話でしていた場合、見落としやすいのでくまなくチェックしてみましょう。


  • 3.着信拒否設定をしている
    未登録の電話番号を着信拒否に設定したことも連絡がつかない原因になります。バイト先の電話番号が未登録だと、電話が来ていても気付けません。また、バイト先からのメールが迷惑メールフォルダに振り分けられるケースもあります。担当者がなかなか連絡できずに困っている可能性があるので、設定を今一度見直しましょう。


  • 4.選考に時間を要している
    想定以上に応募者や面接した人数が多く、選考に時間を要している場合も、連絡までに時間がかかるかもしれません。特に、人数が多かったり採用人数を変更したりした際は、選考のスケジュールが延び合格連絡も遅れる可能性があります。このケースは確認の連絡をしても、結果が出ていない可能性があるため注意が必要です。


  • 5.担当者が多忙である
    担当者が多忙で、合否連絡が遅くなるケースも考えられます。担当者が採用に関する業務だけでなく他業務を兼務するのは決して珍しくありません。日常的な業務と同時並行で進めるため、対象者全員の面接を終えるだけでもかなり時間がかかります。忙しいなかで採用者を決めるため、つい連絡が遅れることがあるかもしれません。


  • 6.合格者にのみ連絡している
    バイト先の企業が合格者にのみ連絡し、不合格者には連絡しないという扱いを取っていることもあります。連絡がない旨は面接の最後に伝えられる場合が多く、内容を忘れているかもしれません。連絡することで不合格と通知されるはずなので、メールか電話で問い合わせてみましょう。


合否連絡に悩まないようにするコツ


  • 合否連絡がなかなか来ないことにもやもやしないためには、以下のコツを心得たうえで面接に臨みましょう。


  • 面接時に合否連絡の期日を確認する
    これから面接を受けるなら、その場で合否連絡の期日について確認しましょう。期日を聞くことは失礼にあたりません。また、可能であれば、連絡の手段も確認しておきましょう。電話であればあらかじめ電話番号を登録したり、メールであれば設定を確認したり、見落としを未然に防げます。なお、面接の最後には、質問がないか尋ねられることが一般的です。そのタイミングで確認しておくと良いでしょう。


  • Web上で応募できる求人サイトを活用する
    Web上で応募できる求人サイトの活用もおすすめです。求人サイトであればいつでも応募が可能で、応募から面接までのスケジュールを文章で確認できることがあります。また、バイト先に対する質問フォームが用意されているなら、スケジュールを尋ねることも可能です。「いつ何があるか」がわかりやすく、安心して利用できます。


合否連絡が来たときの対処法


  • 合否連絡が電話で来た際は周囲を確認し、騒音が少なく電波状況の問題ない場所に移動しましょう。採用ならまず感謝を伝え、承諾・保留・辞退のいずれかの結論を伝えてください。承諾する際は、手続きに必要な物と初日の出勤日・時間、持ち物を確認しましょう。また、疑問点があった際の問い合わせ先を確認しておくと安心です。

    断る場合も、失礼がないよう丁寧に進めましょう。バイトの断り方については、以下の記事で解説しています。

    【例文あり】バイトの選考・採用の断り方!伝え方のポイントを解説


まとめ


  • バイトの合否連絡がこない場合は、ひとまず期日まで待ち、その後は自分から行動を起こしましょう。連絡先の記入ミスなど何気ない理由でやり取りがうまくいかないことがあるので、細心の注意を払うことが重要です。また、Web上で応募できる求人サイトを使うことも効果的です。

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