バイトで必要になる銀行口座の作り方とは?必要な理由や方法など徹底解説!
- バイトを始めると必要になるのが、銀行口座です。しかし、銀行口座を持っていない、もしくはバイト先指定の銀行口座を作る必要があるというケースもあるでしょう。この記事では、バイトをする際に銀行口座が必要な理由、新しく開設する方法や銀行口座を選ぶ際のポイントなどを解説するため、ぜひ参考にしてください。
- バイトを始めると銀行口座が必要になります。これは、バイト先が給与を効率的に支払うために必要だからです。
個別に現金で手渡すとミスが発生する可能性があるだけでなく、手続きも煩雑になりがちです。そのため、一般的には従業員に銀行口座情報を求めて、給与を振り込みで支払うケースが多いでしょう。
- バイト先指定の銀行口座が必要なケースもある
バイト先によっては振込先の銀行口座が決められているケースもあります。銀行口座を指定するのは、振込手数料削減が大きな目的です。
バイト先が口座を持つ銀行以外に給与を振り込むとなると手数料がかさんでしまいます。しかし、同行であれば手数料がかからない、もしくは安くなります。
- すでに同じ銀行で開設していても新たに作る場合もある
バイト先指定の銀行口座を持っていたとしても、新しく口座を作らなければいけないケースもあります。同じ銀行でも異なる支店の口座を指定された場合には、現在使用している口座を解約して、新たに口座を開設する必要があるため注意しましょう。原則として口座開設は1銀行で1口座となっているため、現在の口座は解約しなければいけません。
- バイト用に銀行口座を開設しようと思っても、どのように開設すればよいのかわからないという人も多いでしょう。ここでは、すでに銀行口座を持っているケースと、銀行口座を持っていないケースに分けて、口座開設の方法を解説します。
- すでに銀行口座を持っている場合
バイトの採用が確定する前で、すでに銀行口座を持っている場合にはバイト先での手続きの際に通帳を持参しましょう。バイト先から銀行口座のコピーの提出を求められた際には、通帳のコピーを取って持参します。金融機関名・預金種目・口座番号・支店名が記載されているページのコピーが必要となり、サイズや色は何でも構いません。
- 銀行口座を持っていない場合
銀行口座を持っていない場合には、銀行窓口やインターネットなどから口座開設の手続きをします。アルバイトをする際には、給与振込用とした必ず銀行口座が必要となるため、バイト先での手続きの前に開設しておくとスムーズです。口座開設の方法は銀行によって異なりますが、一般的には来店、インターネット、郵送、アプリなどの方法があります。
- 以前は来店開設が主流でしたが、現在ではネット手続きやアプリでの開設がメインとなっています。銀行によって口座開設までにかかる時間は異なりますが、「スピード口座開設」なら即時開設も可能です。来店する手間もなくスピーディーに手続きが終わります。また、未成年が口座開設する場合は、親権者(法定代理人)による手続きも可能です。
- 銀行口座を新規開設する際に必要なもの
銀行口座を新規開設する際に必要なものは、以下のとおりです。
・印鑑(シャチハタは基本不可)
・本人確認書類(基本は顔写真つきのもの。パスポートやマイナンバーカードなど)
・スマートフォン(ネットやアプリで開設する場合)
印鑑は基本的にシャチハタの使用が認められていません。シャチハタとはインク内蔵タイプのハンコのことです。また、本人確認書類は顔写真つきのものが基本となります。顔写真つきの書類がない場合は、別の書類を提出する必要があるため事前に確認しておきましょう。
- 銀行口座を選ぶ際には、以下の5つのポイントを意識しましょう。
・手数料の安さ
・家から支店への近さ
・アプリで口座開設できるか
・ポイントがたまるか
・預金以外のサービスで選ぶのも1つの手
ここでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
- 1.手数料の安さ
銀行口座を開設する際には、手数料をチェックしましょう。ATM利用手数料や振込手数料は、銀行選びの重要なポイントとなります。手数料は銀行によって異なりますが、土日や夜間のATM利用時には手数料がかかる、他銀行への振り込みには手数料がかかるというケースも少なくありません。
手数料自体は1回数百円程度となるため、1回だけでみれば大した額ではありませんが、積み重なると大きな金額になります。できれば手数料がかからない、もしくは安い銀行を選んで余計な出費を抑えましょう。
- 2.家から支店への近さ
銀行を選ぶ際には、銀行の支店が家から近い場所にあるかどうかもポイントです。入出金をスムーズに行うためには、自宅やアルバイト先の周辺に支店やATMがある銀行を選ぶとよいでしょう。また、銀行によって提携ATMは異なるため、提携ATMが近くにあるかどうかも確認しておくと安心です。
支店が近くにあれば、通帳やカードの紛失といったトラブルがあった際にもすぐに相談できるというメリットも得られます。対面で相談できるため、初めて銀行口座を開設する際は支店が近くにある銀行を選ぶとよいでしょう。
- 3.アプリで口座開設できるか
アプリで口座開設できるかどうかも、銀行選びの重要なポイントです。従来は来店での口座開設がメインでしたが、近年ではインターネットやアプリから口座開設の手続きを完了できる銀行も多くなっています。来店する手間がかからないため、すぐに銀行口座を開設したいという場合にもよいでしょう。
また、銀行によってはアプリからの口座管理も可能です。通帳記帳しなくても、アプリから振込状況や残高などを確認できます。口座管理が楽になるため、スマートフォンのアプリが利用できるかどうかも確認しておきましょう。
- 4.ポイントがたまるか
ポイントがたまるかどうかも確認しましょう。銀行によっては、振込や入金、自動引き落としによる支払い、キャッシュレスサービスへのチャージなどを行うことで、ポイントが付与されるケースがあります。
給料の受け取りでポイントがたまればお得に利用できるため、普段利用しているポイントサービスと提携している銀行がないかチェックしてみるとよいでしょう。銀行によっては独自のポイントサービスがあるケースもあります。
- 5.預金以外のサービスで選ぶのも1つの手
預金以外のサービスにも目を向けてみましょう。銀行では預金以外にもさまざまな商品やサービスを提供しています。カードローンや自動車ローンなどを利用する可能性もあるため、商品やサービスが充実しているか確認しましょう。
たとえば、今後奨学金を利用する予定のある高校生なら、借りる機関がしている銀行を選ぶのも1つの方法です。ただし、奨学金は借りる機関によって返済時に使える金融機関が異なり、なかにはネット銀行に対応していないケースもあるため注意しましょう。
- バイト用の銀行口座を開設する際には、注意したいポイントが3つあります。ここでは、各注意点を解説します。
- 口座情報は正確に伝える
バイト用の口座を開設した後は、口座情報を間違えて伝えないように気をつけます。口座情報が誤っていると、給与の振り込みに問題が生じる可能性があります。口頭や手書きだとミスする恐れがあるため通帳のコピーを持参するように指定されるケースもあります。その場合には、口座情報の記載された面をコピーして提出しましょう。
- 「1銀行に1口座」が原則
原則として、普通預金口座の開設は1銀行に1口座です。銀行には複数の支店がありますが、支店が異なっていても同じ銀行であれば口座を開設できない可能性が高いでしょう。指定の銀行口座はあるが支店が異なるという場合は、もともと持っていた口座を閉じて指定の支店で新しく口座開設する必要があります。
- バイト先に確認してから銀行口座を作る
前述したように、バイト先によっては指定の銀行口座があるケースもあります。確認せずに銀行口座を開設したはいいが指定の銀行と違った、異なる支店で開設してしまったということだと作り直しになり手間がかかります。二度手間にならないためにも、まずはバイト先に指定の銀行がないか確認するとよいでしょう。
- バイトをする際には、給与振込のために銀行口座が必要です。バイト先によって銀行口座や支店の指定があるケースもあるため、初めに確認しておくとよいでしょう。新規に銀行口座を開設する際には、手数料の安さや支店の近さ、アプリの利用が可能かなどを確認して、使い勝手のよい銀行を選ぶことが重要です。
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