副業バイトがバレない方法はある?バレる理由やバレた際のリスクなども解説
- 働き方の多様化やコロナ禍の影響によって、「副業」が一般的になりつつあります。また、起業や独立の足掛かりとして考える人も、少なくありません。しかし、本業とは別に、副業をしてもよいかわからないという人も多いでしょう。本記事は、副業バイトをしたら会社にバレるのかや、バレる理由、バレた際のリスクなどを解説します。ぜひ参考にしてください。
- 副業を考えているが、会社にバレるのではないか、副業をしてよいかわからないという人も多いでしょう。副業がバレる可能性を、完全にゼロにすることは難しいです。
副業をすることで収入が増えて、所得金額が増えます。これにより、住民税が変動するため、給与以外の収入があることがバレてしまいます。また、副業先で社会保険の加入条件を満たすことなどが要因となって、バレる可能性もあるでしょう。基本的に、バレずに副業することは難しいため、副業を考えているなら本業が副業OKの会社を選ぶことが重要です。
- 厚生労働省では、近年働き方改革を推進しており、副業の普及を進めています。副業により、キャリア形成や所得増加にもつながるでしょう。また、リモートワークの普及や、自宅で副業できる環境が整ったことなどもあり、副業する人が増えています。
- 前述のとおり、会社にバレないように副業をすることは難しいです。ここでは、副業バイトがバレる主な理由を解説します。
- 理由1.住民税額の変化
まずは、住民税額の変化です。住民税は1年間の所得金額によって決まります。自治体により住民税の金額が企業に報告され、それをもとに給料から天引きするという仕組みです。複数の勤務先がある場合は、もっとも給与の高い企業、つまり本業の会社に報告されます。会社が把握する給与額と異なる税額が通知されるため、副業がバレる可能性が高くなります。
- 理由2.社会保険料の変化
副業先で社会保険の加入条件を満たすことで、保険料が変動します。労働時間や賃金、副業先の事業規模などによっては、社会保険への加入が必須になるケースもあります。社会保険料は本業との給与所得と合算して決定され、収入に応じた額を各会社で按分するという仕組みです。その通知が本業の会社に届くため、副業がバレてしまうでしょう。
- 理由3.ほかの従業員による密告
副業の事実を知る同僚が知人から伝わって、副業がバレるケースもあります。副業が上手くいっていると、ついつい副業のことを話してしまいたくなりがちです。また、親しい同僚だからと、副業の相談をするケースもあるでしょう。このような話が上司に伝わってしまい、副業がバレてしまうことも珍しくありません。
- 副業が会社の規則に違反している場合には、始末書の提出を求められたり、減給や出勤停止、最悪の場合解雇などの懲戒処分を受けてしまったりする可能性があります。また、副業がバレたことによって、会社から副業を禁止されたり今後の職業選択の自由が制限されたりすることもあるため、就業規則を確認しておきましょう。
- 前提として副業をしたいなら、副業OKの会社を探すことが大切です。副業は隠さないようにしましょう。ここでは、副業におすすめのバイトを紹介します。
- WEBライター
WEBライターは、在宅で行えるバイトです。スキマ時間を活用して実施できるため、副業にもおすすめです。WEBライターは、スーパーなどの店舗バイトと異なり、働く時間に制限がありません。基本的には、納期を守れば働く時間に制限はないため、本業があっても挑戦しやすいでしょう。スキルアップすれば、文字単価をアップさせることも可能です。
- ブログ運営によるアフィリエイト広告収入
アフィリエイトとは、自分のブログに広告を掲載して収入を得る方法です。文章を書くのが好きな人や、ブログを運営しているという人にもおすすめの方法となっています。稼げるようになるまでは、ある程度の時間がかかりますが、軌道に乗れば収入を増やしやすいです。また、収入が一定額以下なら確定申告で対応しやすいでしょう。
- 在宅モニター
在宅モニターとは、商品やサービスの評価を自宅で行う仕事になります。在宅モニターの場合、収入は商品券やポイントといったケースが多いようです。在宅モニターは、特別なスキルや知識が必要ありません。商品やサービスに対して、自分の考えや感想を回答する仕事のため、誰でも挑戦しやすいでしょう。
- ハンドメイド販売
物を作るのが好き、手先が器用、という場合には、手作り品をオンラインマーケットで販売することも可能です。たとえば、アクセサリーや小物などの商品などが考えられます。ハンドメイド販売は趣味とみなす会社もあるため、確認してみるとよいでしょう。また、売上が20万円以下の場合には、確定申告が必要ないため手間がかかりません。
- ポイントサイト
ポイントサイトでの副業は、ポイ活と呼ばれています。ポイントサイトを経由してネットショッピングをする、ネット広告を視聴する、などの行為をすることで、ポイントを獲得できる仕組みです。スキルや知識が必要なく、ショッピングのついでにポイントを貯めることができるため、誰でも気軽に始められる副業です。
- メルカリ販売
不用品があれば、フリマアプリのメルカリで販売するのもよいでしょう。これは、使わなくなったアクセサリーや家具、ゲームやアニメなどのキャラクターグッズなどを、販売する方法です。売れる商品を見極めることや値付け、梱包などの手間はかかりますが、売上が20万円以下なら確定申告をしなくてもよいため、気軽に始められます。
- 副業バイトを始める際には、注意したいポイントがいくつかあります。ここでは、3つの注意点を解説します。
- 会社の規則を確認する
まずは、副業をする間に会社の規則を確認しましょう。自分の会社の就業規則で、副業が禁止されているかどうかを確認します。就業規則で副業が禁止されているにもかかわらず、副業をしてしまうと懲戒処分のリスクがあります。副業によって本業に支障が出た場合や機密情報を漏らした場合などは、重い処罰の対象となる場合もあるため注意しましょう。
- 税務申告を適切に行う
副業によって収入を得たら、税務申告を適切に行いましょう。特に、住民税の支払い方法を「普通徴収」にすることがポイントです。普通徴収とは、住民税を自分で納付する方法です。副業の確定申告の際に普通徴収を選ぶことで、本業の給料分の納付書は会社に、副業分の納付書は自宅に届くため、副業の収入がどの程度なのかを知られずに済みます。
- 本業に支障がないか確認する
副業によって、本業に支障が出ないようにすることも大切です。副業が本業のパフォーマンスや健康に悪影響を及ぼさないかどうか、確認しましょう。労働時間に無理はないか、本業と競業するような仕事内容ではないか、本業のイメージを壊すような内容ではないかといったことを確認して、本業に影響がない範囲で副業をすることが大切です。
- 副業でバイトをしたいと考えている人に向けて、副業バイトの関するよくある質問とその回答を解説します。
- マイナンバーから副業がバレることはある?
マイナンバーで所得を調べることはできないため、マイナンバーから副業がバレる心配はないでしょう。会社が従業員のマイナンバーを所持していたとしても、会社側からマイナンバーに関する情報を照会することはできません。そのため、マイナンバーから所得を調べられる恐れはなく、副業がバレる心配はないといえます。
- 副業バイトは確定申告をしなくても税務署にバレない?
収入によっては確定申告が必要になりますが、確定申告が必要にもかかわらず確定申告しないことは、脱税にあたります。脱税は犯罪にあたるため、副業がバレるよりも大きなリスクを伴います。副業で給与を受け取っている人や、年間20万円以上の所得がある場合には、必ず確定申告を行うようにしましょう。
- 基本的に、会社にバレずに副業を行うことは難しいです。就業規則などを確認して、問題がなければ会社に報告したうえで、副業を行うとよいでしょう。副業を行う際には、税務申告を適切に行うことや、本業に支障がない範囲で行うことなどが大切です。
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