バイトを辞める際に退職届は必要?書類や封筒の書き方を詳しく解説

  • 現在のバイトを辞めようと考えているが、「退職届を提出しなければいけないの?」と悩んでいる人もいるでしょう。バイトでも退職届は必要なのでしょうか。この記事では、バイトで退職届が必要かどうか、退職届の書き方などを詳しく解説します。バイトを辞めたいと考えている場合は、ぜひ参考にしてください。

退職届・退職願・辞表の違いとは?

  • そもそも退職届とは何なのでしょうか。ここでは、退職届の概要や退職願・辞表との違いを解説します。
  • 退職届とは?
    退職届とは、退職が決まった後に会社に対して提出する書類です。労働契約を解除するために提出します。法律的には口頭のみで退職の意思表示をしても問題ないとされていますが、「言った、言わない」などのトラブルを避けるためにも書面で提出するケースが多いようです。また、提出すると原則として撤回はできません。
  • 退職届と退職願・辞表の違い
    退職願とは、退職を願い出るための書類です。退職が決まる前に必要となるため、退職届の前に作成して提出します。また、退職届と同様に口頭で辞めたいという意思を伝えても問題はなく、必ず提出しなければいけない書類ではありません。辞表は、社長や取締役といった役員が役職を辞める際に届け出る書類のことです。

バイトを辞めるときに退職届の提出は必要?

  • バイトを辞める際に、退職届の提出は必要なのでしょうか。ここでは、バイトを辞める際の退職届の扱いについて解説します。
  • 提出が必要かどうかはバイト先に確認する必要がある
    退職届の提出が必要かどうかは、バイト先によって異なります。一般的にバイトの場合は、退職届が不要なケースが多いため、口頭で退職の意思を伝えれば問題ない場合も多いでしょう。

    ただし、バイト先の就業規則やルールで退職届の提出が義務付けられている場合もあります。そのため、バイト先に確認しておくことが重要です。ルールによって作成が必要と定められている場合はそれに従い、退職届を作成して提出しましょう。
  • 退職の意思は早めに伝える
    退職届を提出する前に、退職の意思を上司に伝えなければいけません。民法627条1項では、バイトを辞める2週間前に伝えればよいとされていますが、遅くなればなるほどバイト先に迷惑がかかる可能性もあります。

    そのため、辞めようと決めた場合は早めに伝えましょう。基本的には、1か月前などの早めに伝えておくのが望ましいとされています。早めに伝えることで、その後の手続きや新しい人材探しなどの対応もしやすくなります。

バイトを辞めるまでの大まかな流れ

  • バイトを辞めるまでの大体の流れは以下のとおりです。

    1.退職の意思を固める
    2.退職の意思を上司に伝える
    3.必要な場合は退職届を作成・提出する
    4.退職日まで業務の引継ぎや各種手続きなどを行う

    退職の意思を伝える際には、スタッフの採用に責任を持つ立場の上司、たとえば店長などに伝えましょう。この際、直接会って伝えるのが基本です。退職届が必要かどうかも、退職の意思を伝える際に確認しておきましょう。

バイトの退職届の書き方と準備物

  • バイトの退職届はどのように書けばよいのでしょうか。ここでは、退職届の書き方や準備するものなどを解説します。
  • 準備物
    退職届を書く際には、退職届を記載するための便せん・ボールペン・退職願を入れるための封筒が必要です。

    ・記載する便せん:B5もしくはA4の白い紙を用意。無地が好ましいが、罫線入りでもシンプルなものであれば可
    ・ボールペン:油性・水性はどちらでも構わないが、インクの色は黒。消えるボールペンは避ける
    ・封筒:白色無地を用意する。用紙がB5であれば長形4号、A4であれば長形3号を用意すると三つ折りでちょうど入るサイズになる
  • 縦書きの場合の書き方
    退職届は縦書きが基本です。ここでは、縦書きの場合の書き方を大まかに解説します。

    1.1行目の中央に「退職届」と記載し、書き出しは「私事」もしくは「私儀」と記載する
    2.次に退職理由、退職日を記載し、「お願い申し上げます」で本文を締める
    3.退職届の提出日、氏名(押印あり)、勤務先の社名の順に記載

    また、退職理由が何であっても退職届には「一身上の都合により」と記載するのが一般的です。退職日は和暦でも西暦でも構いません。
  • 横書きの場合の書き方
    退職届は横書きで作成しても問題はありません。ここでは、横書きで書く際の書き方を解説します。

    1.1行目の中央に「退職届」と記載し、右寄せで退職届の提出日を記載する
    2.次に勤務先の社名、氏名(押印あり)を記載する
    3.書き出しは「私事」もしくは「私儀」から始め、退職理由を記載する
    4.最後に「以上」を右寄せで記載して本文を締める

    基本的な書き方は、縦書きと変わりません。縦書き同様に、退職理由は「一身上の都合により」と記載しましょう。

バイトの退職届を入れる封筒の書き方・入れ方

  • 退職届はそのまま渡すのではなく、封筒に入れるのがマナーです。ここでは、退職届を入れる封筒の書き方や入れ方を解説します。
  • 封筒の書き方
    前述したように、封筒は白無地を用意しましょう。茶封筒もありますが、退職届を入れる際には避けたほうが無難です。できれば、中身の見えない白無地の二重封筒を用意しましょう。封筒の書き方は以下のとおりです。

    ・封筒の表面に「退職届」と記載する
    ・裏面には自分の氏名と部署を記載
    ・封を閉じた後は、「〆」と記載する
  • 封筒への入れ方
    退職届の書類を封筒へ入れる際にもマナーがあるため、しっかり把握しておきましょう。退職届は三つ折りにして封筒に入れるのがマナーです。また、開いたときに書き出しが上に来るように折ります。封筒に書類を入れるときには、書き出しの部分が封筒の裏側の右上に来るようにして入れるのがマナーです。

バイトの退職届を作成する際の注意点

  • バイトの退職届を作成する際には、注意したいポイントが3つあります。ここでは、各注意点を詳しく解説します。
  • 指定の用紙がある場合は従って作成する
    企業によっては、退職届の用紙やフォーマットの指定があるケースもあります。その場合は、指定された用紙やフォーマットに従って作成しましょう。自分で用意したら指定の用紙があったという事態にならないように、事前に確認しておきます。パソコンでの作成を求められた場合にも、バイト先のルールに従って作成しましょう。
  • 基本的に手渡しで提出する
    退職届は基本的に、直接上司に手渡しをして提出するのがマナーです。特別な理由がない場合には、上司に時間を取ってもらって手渡ししましょう。ただし、やむを得ない事情がある場合は郵送でも構いません。たとえば、病気や体調不良で外出できないといった場合は、事前に確認を取ってから郵送するとよいでしょう。
  • 上司が忙しくない時間帯に提出する
    退職届の提出は、提出するタイミングにも注意が必要です。たとえば、店長や上司が忙しくしているタイミングで渡してしまうと、退職届を受理したことを忘れられてしまうリスクが高まります。そのため、接客業などならお客さまがあまりいない時間帯を選ぶなど、店長や上司が忙しくないタイミングを見計らって提出しましょう。

現在のバイトを辞めるなら次の仕事探しも並行して行おう

  • 現在のバイトを辞めて新しい仕事を探したいという場合は、退職の手続きと並行して次の仕事探しもしておくとよいでしょう。仕事探しを始めておくことで、ブランクがなく次の仕事に移りやすくなります。

    新しいバイト探しならシフトワークスがおすすめです。シフトワークスは、時間と曜日から自分に合ったバイトを探せるため、学業との両立をしたい、バイトできる曜日が決まっているという学生でもバイトを探しやすくなっています。

バイトを辞める際のQ&A

  • ここでは、バイトを辞める際によく見られる質問とその回答を紹介します。
  • 退職の意思をメールや電話で伝えていい?
    退職の意思をメールや電話で伝えるのは、基本的にはマナー違反です。そのため、上司に直接対面して退職の意思を伝えるようにしましょう。また、電話やメールだと上司にきちんと意思が伝わらない可能性もあります。行き違いがあって辞めるのに時間がかかる、メールの確認が漏れていたというケースもあるため注意しましょう。
  • 退職届を書きに来いと言われたどうすればいい?
    バイトを退職する意思を伝えた後に、「〇月〇日に退職届を書きに来てください」と言われるケースも珍しくありません。その場合は、バイト先でルールや規則が定められており退職届の提出が必要ということです。指示に従って退職届を書きに行き、提出しましょう。体調不良などで外出が難しい場合は、郵送が可能かどうか確認してみてください。
  • 退職届を提出したのに相手から返答がない場合はどうすればいい?
    退職届を提出したのに、相手からなんの返答もない場合はこちらから状況を確認しましょう。上司が忙しくて返答するのを忘れている可能性もあるため、「その後いかがでしょうか?」とこちらから確認してみます。再度確認したのに話が進まないという場合には、上の役職の人に相談する、退職届を内容証明で送付するという方法もあります。

まとめ

  • バイトで退職届の提出が必要かどうかは、バイト先によって異なります。一般的には退職届が必要ないケースが多いようですが、バイト先の就業規則やルールで提出が求められる場合もあるため、その場合は作成して直接手渡ししましょう。現在のバイト先を辞めた後も仕事をしたいなら、退職手続きと並行して新しい仕事探しをしておくとブランクが生まれません。

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