アルバイトの面接で持ち物はなにが必要?不要なものやあると便利なものも解説

  • アルバイトの面接当日は、応募先から指定がなくても一般的に必要とされるものを準備して持参すべきです。この記事では、アルバイトの面接に持参すべきものや持参したほうがよいものなどについて解説します。面接に持っていくべきでないものについても解説するため、ぜひ参考にしてください。

アルバイトの面接に必要な持ち物

  • アルバイトの面接に行く際は、さまざまな持ち物が必要です。応募先から個別に指示があったものについては、特に忘れないよう気をつけましょう。ここでは、アルバイトの面接に必要となる基本の持ち物について解説します。
  • 履歴書
    履歴書は、自分の個人情報や経歴などを伝えるための書類です。重要度が高いため、面接に向かう途中で折れ曲がったり汚れたりしないよう、クリアファイルと封筒に入れて持参しましょう。なお、履歴書のそれぞれの項目は、面接に向かう前にすべて記載しておく必要があります。
  • 筆記用具
    面接の際は筆記用具も必要です。面接会場で書類を渡されて記入を求められる可能性もあるため、すぐに対応できるように準備しておきましょう。応募先によっては面接時に規則や仕事内容を説明し、メモをとる許可を出す可能性もあります。筆記用具の種類としては、ボールペン、シャープペンシル、消しゴムなどの必要最低限のものをそろえておくと安心です。
  • スケジュール帳
    面接を通して採用の可能性が高いと判断されれば、面接中にアルバイト初日のスケジュールを確認される場合もあります。自分の予定を正確に伝えるためには、スケジュール帳が必要です。ただし、面接中にシフトの確認があった際は、予定をチェックしてよいか面接官に聞いたうえで、スケジュール帳をカバンから取り出しましょう。
  • ICカード、現金
    ICカードや現金があれば、面接に必要なものを自宅に忘れても途中で購入できます。万が一の場合に備え、ICカードにはお金を多めにチャージしておきましょう。利用しようとする店舗がICカードを利用できない可能性もあるため、ある程度の現金も持参したほうがよいです。
  • 印鑑
    アルバイトの面接においても、印鑑があると便利です。面接で問題がなければ、その場でアルバイトとして働くために必要な雇用契約書への押印を求められるケースもあります。また、個人情報の取り扱いに関する同意書への捺印を求められる場合も多いです。印鑑はシャチハタではなく、認印を用意してください。朱肉や印鑑についた朱肉を拭き取るためのティッシュもあるとよりよいです。

アルバイトの面接であるとよい持ち物

  • アルバイトの面接においては、ほかにも準備しておくとよい持ち物があります。具体的にどのような持ち物があるか解説します。
  • 腕時計
    アルバイトの面接に行く際は、腕時計もつけていくと便利です。移動中はスマートフォンでも時間を確認できますが、充電が切れると使えなくなります。また、面接中にスマートフォンを見たり、テーブルの上に置いたりするとマナー違反とみなされるため、面接の途中で時間を確認するには腕時計が必要です。面接会場に時計がない場合に備え、腕時計をつけていきましょう。
  • 常備薬
    面接は普段と異なる環境であり、ストレスにより体調が悪くなる可能性もあります。普段から飲んでいる常備薬がある人は、面接にも忘れずに持参しましょう。常備薬があれば、体調の変化を感じても冷静に対応しやすくなります。なお、念のため、女性は生理用のナプキンも用意しておくと安心です。
  • 予備のストッキング
    女性がスーツで面接に行く場合、ストッキングが破れる可能性に備えて予備のストッキングも準備しておきましょう。伝線しているストッキングのままでは、面接官からの印象が悪くなる恐れがあります。ストッキングはコンビニでも売られていますが、必要な場面ですぐ購入できるとは限らないため、予備の持参をおすすめします。
  • メイク・ヘアケアグッズ
    春先から夏場の暑い時期は、自宅で身だしなみを整えても面接会場へ向かう途中で乱れる可能性が高いです。そのため、メイクや髪型を直すためのアイテムがあると、面接前に身だしなみを改めて整えられます。面接前にメイクや髪型の乱れをチェックしてきれいに直せば、面接での第一印象がアップしやすくなります。
  • 口臭・エチケットグッズ
    口臭や汚れた歯が目立つと不潔な印象になり、アルバイトとしてふさわしくないと判断される恐れがあります。気になって面接に集中できなくなる可能性もあるため、注意が必要です。口臭や歯の汚れに対処するには、口臭グッズや歯ブラシなどを用意しておくとよいでしょう。

    応募先によっては、新型コロナウイルスに配慮し、マスクを着用して面接を実施しているところもあります。念のため、マスクも持参するとよりよいです。

アルバイトの面接で持参すべきでない持ち物

  • アルバイトの面接に行く際は、持参すべきでないものもあります。ここでは、具体的にどのような持ち物が該当するのか解説します。
  • 面接に全く関係のないもの
    面接に全く関係ないものは、なるべく持参しないようにしましょう。関係ない持ち物があると、不真面目な印象を与えるからです。たとえば、スケートボードや大きなヘッドフォンなどは遊びを連想させるため、持参しないほうがよいです。面接の前後でどうしても必要なら駅のロッカーなどに預け、面接会場には持ち込まないようにしてください。
  • 派手な小物や装飾品
    面接には、派手な小物や装飾品もふさわしくありません。たとえば、スマートフォンに華美なストラップや小物をつけている場合は、面接の際は事前に外しておきましょう。どうしてもケースが必要なら、シンプルなものに付け替えるべきです。また、面接官は服装、カバン、靴などもすべてチェックしているため、それぞれに配慮が必要です。
  • ノートパソコンやタブレット
    ノートパソコンやタブレットは、指示がない限り面接中や待ち時間に開かないようにしましょう。目的がアルバイトに関するメモをとることだとしても、面接官から目を逸らして画面を見ると失礼な印象になる可能性があります。

    ただし、ノートパソコンやタブレットを面接会場に持ち込んでも、面接が終わるまでカバンの中にしまっておくなら問題はありません。

アルバイトの面接で、スマートフォンに入れておいたほうがよいもの

  • アルバイトの面接に行く際は、あらかじめスマートフォンに入れておいたほうがよい情報もあります。以下で詳しく解説します。
  • 面接情報を記載したメモ
    アルバイトの応募先の住所、連絡先、担当者の名前など、面接に関する情報をスマートフォンの中にまとめておきましょう。面接会場へ向かっている途中で交通機関が遅延し、面接の開始時間に遅れそうなときは、担当者に連絡を入れる必要があるからです。

    電話番号、メールアドレス、LINEなどの公開されている連絡先を一通り控えておき、万が一の事態が発生しても焦らず連絡できるようにしましょう。

アルバイトのWeb面接で必要なもの

  • アルバイトの面接はWebで実施されるケースもあります。ここでは、Web面接に必要なものについて解説します。
  • パソコンやインターネット回線
    Web面接をするには、インターネット回線とオンライン接続ができるデバイスが必要です。スマートフォンでもWeb面接に対応できますが、画面が小さくて相手の顔が見えにくくなります。できればタブレットやパソコンなどの大きめのデバイスがあると、スムーズに面接を受けられます。
  • イヤホンマイクやヘッドセット
    より安定的なやり取りを実現するには、イヤホンマイクやヘッドセットもあるとよいです。イヤホンマイクやヘッドセットがなくてもWeb面接は受けられるものの、スムーズにやり取りしたいなら用意すべきです。なお、イヤホンマイクやヘッドセットを使用するなら、面接の前にテストして正しく機能するか試しておきましょう。
  • 企業の説明書類等の書類やメモ
    面接の途中で確認したくなる可能性があるため、応募先に関する書類やメモを手元に置いてWeb面接を受けましょう。自分が応募先に送った履歴書のコピーも用意しておくと、会話をよりスムーズに進めやすくなります。紙の書類であれば、面接のために使用していても閲覧や書き込みが可能です。

アルバイトの面接に履歴書が不要と言われたときの対応

  • アルバイトの面接において履歴書は必要ないと言われた場合、どのように対応すればよいのでしょうか。具体的な対応方法について解説します。
  • 履歴書は念のため持参する
    履歴書は必要ないと言われたとしても、念のため、記入済みの履歴書を面接会場に持参しましょう。応募先の状況によっては、勘違いにより誤った情報が伝達されている可能性もあるからです。面接会場で履歴書以外の書類に必要事項を記入するよう指示がある場合もあるため、事前に履歴書を作って学歴、職歴、志望動機、自己PRなどをまとめておくと、焦らず対応できます。

アルバイトの面接で持ち物に気をつけるメリット

  • アルバイトの面接の持ち物に配慮すれば、面接官からの印象を高めやすくなります。忘れ物をしている人より、必要なものをすべてそろえている人のほうがアルバイトで活躍できそうな印象を与えられるでしょう。また、筆記用具を持参して積極的にメモをとれば、仕事に対する真面目さのアピールにもなります。

アルバイトの面接で持ち物以外に気をつけること

  • アルバイトの面接においては、持ち物以外にも注意したいことがあります。以下で詳しく解説します。
  • 身だしなみや服装にも気を配る
    面接においては、第一印象が最終的な評価にも大きな影響を与えます。面接官からの印象をよくするためには、身だしなみにも気を配りましょう。たとえば、スーツやシャツにシワや汚れがついていないか面接前によく確認することが大切です。靴の汚れや爪の長さなど細かい部分にまで配慮できるとよりよいです。

アルバイトの面接で持ち物の不明点を問い合わせる方法

  • アルバイトの面接の持ち物についてわからないことがあれば、応募先の担当者へメールや電話などで問い合わせましょう。メールで問い合わせる場合の例文は以下のとおりです。

    【件名】
    面接の持ち物について

    【本文】
    ◯◯株式会社 採用ご担当者 様

    お世話になっております。
    貴社のアルバイトの求人に応募いたしました、〇〇と申します。

    〇月〇日の面接において、履歴書以外に持参すべきものはありますでしょうか。

    お忙しいところお手数をおかけいたしますが、ご返信いただけますと幸いです。
    何卒よろしくお願い申し上げます。

まとめ

  • アルバイトの面接に行く際は、さまざまな持ち物を準備する必要があります。履歴書や筆記用具などの基本的な持ち物だけでなく、身だしなみや体調を整えるアイテムも持参すると万全の状態で面接に挑みやすくなります。また、面接に関係ない不要なものは、可能な限り持ち込まないようにしましょう。

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