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おすすめの医療事務資格5選!取得するメリットや勉強方法も解説



医療事務の仕事をする場合、一体どのような資格を取得すべきか、そもそも資格は必要なのか、気になっている人もいるでしょう。この記事では、医療事務の資格取得のメリットやおすすめの資格などについて解説します。資格取得を目指すうえでの具体的な勉強方法についても解説するため、ぜひ参考にしてください。



1 医療事務とは

医療事務とは、医療機関で受付や会計などに対応する仕事です。患者と直接やりとりするため、接遇のマナーやスキルが求められます。また、クラーク業務やレセプト業務などもあり、担当するには専門的な知識が必要です。業務では、医師や看護師など他の職種と連携する場面もあります。


1-1. 医療事務の時給相場

医療事務の時給相場は、参考までに東京都の求人を見てみるとパートやアルバイトなら1,200〜1,500円程度です。ただし、医療事務の時給はエリアや勤務先によって異なるため、相場はあくまでも目安として捉えましょう。たとえば、規模が大きい医療機関の医療事務として働く場合、相場より時給が高いケースもあります。

1-2. 医療事務の仕事に資格取得は意味ない?

医療事務の仕事に資格は必須ではありません。実際の業務を通して知識やスキルを身につけている人も多くおり、資格がなくても就職や転職は可能です。ただし、医療事務の資格があれば有利に働く可能性があります。医療事務の仕事は人気が高いため、資格があると選考の際にアピールできるからです。

2 医療事務資格を取得するメリット

医療事務資格を取得すると、さまざまなメリットがあります。以下では、具体的にどのようなメリットがあるか解説します。


2-1. 実務に活かせる知識が身につく

資格を取得するために勉強すると、医療事務の仕事に必要な専門的な知識やスキルを体系的に学べます。実際の業務で役立つ内容を身につけることが可能です。何も知らない状態で働き始めると、覚えることが多くて大変でしょう。しかし、事前に医療事務の資格を取得しておけば仕事を始めた際にすぐ仕事内容を理解でき、スムーズに業務を覚えやすくなります。

また、資格があるという事実は自信にもつながり、新しい職場で積極的に行動しやすくなります。

2-2. 資格手当を受けられる可能性がある

職場によっては、医療事務の資格があると資格手当の対象になる可能性があります。資格手当とは、勤め先が指定した資格の保有者を対象とする手当です。毎月一定額が支給されるため、資格がある場合とない場合を比較すると長期的には大きな差になります。資格取得は、収入を増やしたい人にもおすすめです。

2-3. 採用でのアピールポイントになる

すでに触れたとおり、医療事務の資格があると、選考を受ける際のアピールポイントになります。医療事務は人気が高く、競争も激しい職種です。そして、医療機関はなるべく即戦力になりそうな人材を求めている場合もよくあります。資格がある人は資格がない人よりも評価されやすいため、採用が決まる確率も高いです。

また、未経験でも資格があれば医療事務の仕事に対する意欲が伝わり、印象がよくなる可能性があります。

3 医療事務資格を取得するデメリット・注意点

ここでは、医療事務資格を取得する際に気をつけたいデメリット・注意点を解説します。


3-1. 勉強時間の確保が必要になる

医療事務の資格を取得するには、勉強時間を確保しなければなりません。医療事務では専門的な内容を多く扱うため、ある程度の時間を捻出できないと資格試験に合格できない可能性があります。

特に、独学で合格を目指すなら、単に勉強時間を確保するだけでなく、具体的な勉強のスケジュールを立てたうえで取り組む必要があります。医療事務の資格取得を目指すには、自己管理が重要です。

3-2. 資格取得で必ず就職や転職ができるわけではない

医療事務の資格は選考の際にアピールの材料になるものの、資格があっても必ず就職や転職できるとは限りません。すでに触れたとおり、資格がなくても医療事務の仕事をすることは可能です。そのため、なかには資格の有無を重視していない医療機関もあります。

医療事務の選考においては、医療事務の専門性以外の知識やスキルなども、チェックされる可能性が高いです。採用されるには、それぞれの応募先が求めている基準を満たす必要があります。

3-3. 専門知識を学び続ける姿勢が必要になる

医療事務の職種は、採用された後も勉強が必要です。医療事務に関する法律の改正や診療報酬規定の見直しなどが発生する可能性があるからです。改正や見直しのたびに新しいルールを学び、それに従って業務を進める必要があります。

医療事務の資格を一度取得しても、年月の経過によって知識が古くなっていくでしょう。よって、常に学び続ける姿勢をもち、知識をアップデートし続けなければなりません。

4 おすすめの医療事務資格5選

医療事務資格にはさまざまな種類があります。ここでは、おすすめの資格を5つ紹介します。


4-1. 医療事務技能審査試験

医療事務技能審査試験

は、日本医療教育財団が運営している資格試験です。45年以上の実績があり、医療事務に携わる多くの人が取得してきました。医療事務技能審査試験に合格すると、「メディカルクラーク」の称号を得られます。これにより、医療事務業務に従事するために必要な知識や技能の証明が可能です。


試験は学科と実技に分かれており、試験の開催頻度は毎月1回で在宅で受験できます。

4-2. 医療事務管理士®

医療事務管理士

は、国内で初めて医療事務の資格として認知された資格です。技能認定振興協会(JSMA)が運営しており、資格の取得により医療事務のスキルを証明できます。学科試験と実技試験があるため、それぞれに合格する必要があります。


学科試験の出題範囲は、法規、保険請求事務、医学一般の3つです。実技試験の内容は、レセプト作成となっています。試験は、会場または在宅で受験可能です。

4-3. 医療事務認定実務者®

医療事務認定実務者®

は、全国医療福祉教育協会が運営する認知度の高い医療事務の資格です。資格を取得するために勉強すると、医療事務の基礎やレセプト作成などの知識とスキルを身につけられます。また、試験に合格するには、接遇やマナーに関する知識も必要です。


学科試験と実技試験がありますが、いずれもマークシートで解答できます。試験は毎月1回行われており、会場または在宅で受験可能です。

4-4. 医療事務検定試験

医療事務検定試験

は、医療費計算や請求業務などの知識を問われる資格試験です。日本医療事務協会が運営しています。資格を取得するには、医療事務に関わる基本について幅広く理解していることが大切です。


試験では教材や資料の閲覧が認められているため、必要な内容を確認しながら落ち着いて解答できます。試験内容は学科試験と実技試験です。毎月第4土曜日に試験が行われており、在宅で受験できます。

4-5. 診療報酬請求事務能力認定試験

診療報酬請求事務能力認定試験

は、診療報酬請求業務のスキルを問う資格試験です。日本医療保険事務協会が運営しています。合格するにはレセプト作成や会計などのスキルが必要です。試験は年2回のみとなっています。


学科試験と実技試験に分かれており、具体的な出題範囲は「診療報酬請求事務能力認定試験ガイドライン」で確認できます。全国の指定の会場で受験可能です。会場には診療報酬点数表やその他の資料を自由に持ち込めます。

5 医療事務資格の選び方

ここまで解説してきたとおり、医療事務にはさまざまな資格があります。どの資格を取得するか決める際は、以下を基準にしましょう。


  • 自分が希望する業務の知識や技能が身につくか?
  • 認知度は高いか?
  • 資格手当の対象になるか?

目的によって最適な資格は異なり、目的に合わない資格を取得してもあまり役に立たない恐れがあります。自分に合う資格を見極めて選ぶことが大切です。

6 医療事務資格の勉強方法

医療事務資格を取得するには、どのように勉強すればよいのでしょうか。具体的な勉強方法について解説します。


6-1. 過去問・問題集を活用する

医療事務の資格取得を目指すには、過去問や問題集を活用すると効果的です。テキストが市販されている資格もあり、実際の試験でどのような問題が出題されるか分かります。過去問や問題集を何度も解き、出題の傾向をつかみましょう。

テキストを自ら購入して独学する方法なら、費用を抑えられます。ただし、人によっては勉強のモチベーションを維持できない可能性もあるため、注意が必要です。

6-2. 通信講座を活用する

医療事務の資格を取得するための勉強方法としては、通信講座もおすすめです。通信講座は資格取得に必要な情報を網羅しており、着実に合格を目指せます。疑問が生じても質問できるため、勉強につまずく心配が少ないです。在宅で勉強でき、忙しい人でも自分のペースで資格取得を目指せます。

7 資格取得後に医療事務の求人を探すならシフトワークス

資格を取得して、実際に医療事務の求人へ応募する際は、

シフトワークス

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8 まとめ

医療事務は資格が必須ではないものの、資格があると選考で有利になる可能性があります。医療事務は競争が激しく、資格を取得してアピールポイントにすることが大切です。医療事務の資格にはさまざまな種類があるため、自分の希望に合う資格を選んで取得を目指しましょう。

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